No. 1129 “He’s much too independent.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
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「独立している」という意味の単語は、
“independent” になりますので、例えば、
「独立国家」であれば、
“independent nation” になりますが、
日常生活の中ではあまり「独立国家」
という単語をつかったお喋りは、
しないかもしれません。

もちろん、学校や職場では、頻繁に
話題にすることもあると思いますが、
普通であれば、日常会話の中で
“independent” と言えば、
「自立している」とか
「自活している」「人に頼っていない」
「しっかりしている」
というような感覚で使います。

例えば、
“She’s independent.”
であれば、直訳としては、
「彼女は独立している」
ですが、日常生活の中では、
「彼女は一人で暮らしている」とか、
「彼女は自活している」
というような感じで使います。

ま、尤も、日本語でも、全く同じで、
日常生活の会話では、
「彼女は独立している」よりも、
「彼女は一人暮らしだよね」
という言い方の方が多いかもしれません。

で、本日の、
“He’s much too idependent.”
なんですが、これは実は「一人暮らし」
ということを言わんとしているわけ
ではなくて、
「彼って、結構、自立した人間だよね」
という感じの意味で使います。

“much too” のところに「結構」
「どちらかというとかなり」という
ニュアンスがあるので、
“He’s much too independent.” は、
「彼はかなりしっかりしてるよね」
という感じの意味になります。

そういう言い方を日常よくすることから、
例えば、
“You need to be independent.” は
「あなたは独立する必要がある」
という日本語ではなくて、
「あなた、もっと自立しちゃくちゃ」
「あなたもっとしっかりしなくちゃ」
という感覚で使うわけです。

ちょっと整理しておくと、
“He’s independent.” が
「彼は、一人暮らしだ」とか
「彼は、自立した人間だね」
という感じの意味で、
“He’s very independent.” が
「彼は、随分としっかりした人だね」
「彼は独立独歩タイプだね」で、
“He’s much too independent.” が
「彼は、全然人に頼らない方だね」
「彼は、一匹狼的だね」
という感じのニュアンスで使います。
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