No. 444 “For God’s sake!”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

え～と、昨日でしたか、読者のピメさんからの
質問にあったんですが、本日は、
“For God’s sake!” っていうのをやりましょう。

こういう表現の意味を調べるときに、まず、
“sake” を辞書で調べたりするわけです。
因みにこれは「さけ（酒）」ではありませんで、
「セィク」と発音するわけですが、単語それ自体の
意味は「～のため」というような意味です。

これだけだとなんだかよく判らないのですが、
例えば、小学館のプログレッシブなんかを
引いてみると、少し下の方に、
“for God’s sake” で一応その意味が載っています。

で、その意味なんですが、辞書では、
「後生だから」「お願いだから」「どうか」
と載っています。ま、もちろん、こういう意味では
あるんですが、日常会話的には、もうちょっと
くだけていて、
“For God’s sake!” というのは、
「もう、まったく～」
「たのむよ！」
「ほんとかよ！」
「なんでもいいけど、、、」
「お願いしますよ！」
みたいな感じでよく使います。

あ、ついでですが、辞書の話をちょっとしておくと、
大昔は英和辞書といえば三省堂で、その後、研究社の
辞書がよく使われましたが、今は、小学館の
プログレッシブが一番いいように思います。辞書も
時とともに進歩・進化しているので、数年に一度は
新しい辞書に買い替えておくのはいいかもしれません。

でも、ワンポイントで取り上げるようなフレーズは、
辞書でどうやって調べていいかわからない、という
ようなものも結構拾っているので、やはり日常会話
を覚えていくときは、知ってる人にに聞いちゃう
のが一番早いですね(^_-)-☆

で、本日のフレーズですが、これは、
感嘆的に使うフレーズで、
「もうほんと、たのむよ～」という感じで、
文の頭にも尻尾にも持ってこれます。

ほかによく使う表現としては、“God”（神） の代わりに、
“Heaven”（天国）を使うこともよくあって、
“For Heaven’s sake!” という言い方もよくします。

例えば、
“Oh, for heaven’s sake, is that true!?” で、
「え～、それ、ほんとかよ～？」
みたいな感じで使います。

日本語でよく言う、
「おいおい、お願いしますよ～」みたいな感じは、
“For God’s (Heaven’s) sake, please.”
なんて言ったりするんですね。

日常会話や映画なんかでも、よく登場しますので、
是非今度耳をすませてみてください(^_-)-☆

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