No. 645 “Would you mind?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

さて、本日は日常会話の中で頻出・頻発する
会話表現を一つご紹介しましょう。

ま、といいながらも、今までのワンポイントの
フレーズは、大体、日常会話の中でしょっちゅう
顔を出すフレーズではありましたが、本日の
フレーズは、その中でも上位にランクされる
フレーズです。

とは言いながらも、実は、テキストだけで勉強
していると、中々これが出てこないフレーズで、
やはり英会話の勉強の一番のテキストは、映画
かもしれません。

前にもお話しましたが、今ではＤＶＤで言語も字幕
も選択できますから、好きな映画を色々な角度から
「勉強」するつもりで観てみるのもいいと思います。
字幕を消したり、字幕を英語にしたり、と、
できることは結構ありますので、是非お試しあれ。

で、早速本日のフレーズなんですが、この、
“Would you mind?” というのは、もう一つ似た
表現をご存知の方も多いと思います。それが、
“Do you mind?” で、こっちの意味は、
「～してもよろしいですか？」でした.

例えば、
“Do you mind if I sit here?” であれば、
「こちらに座ってもよろしいですか？」でした。
因みに、人に何かを頼むときにもこれが使えて、
“Do you mind opening the window?” で
「ちょっと窓を開けていただけますか？」
という具合に使います。ここでワンポイントは、
“opening” と “ing” を使うことなんですが、
これは是非押さえておいてください。

で、本日のフレーズですが、これは
“Do you” の部分が、“Would you” になってますから、
なんとなく、これから先のことを話題するとき、
つまり、
“Would you mind if I sit here?” という具合に、
「私がここに座ったら、気になさいますか？」
というニュアンスが直訳的な意味合いで、確かに
こういう感じで使うこともあります。

しかし、本日のフレーズの、
“Would you mind?” は、それが使われる場面で、
「ね～、ちょっとやめてよ」とか
「うるさいなぁ～」とか
「ほっといてよ」という意味で使っているんです。

もっとも、こういう意味で使っているんだ、
というのも、生活の中でこのフレーズに触れると、
一瞬で理解できるもので、理屈も何もありません。

友達にちょっかい出しているような場面で、
それこそハエを振り払うような感じで、
“Would you mind?” と言っていれば、
「ちょっと、ほっといてよ」という意味であることは
瞬間的、直感的に判るものです。

ま、こういう覚え方が、日常会話の上達には欠かせない
覚え方で、外国で勉強するときには、中々できない
ものですが、幸い今では技術の進歩でＤＶＤもネットも
ある時代になりましたので、是非とも、実際の場面
と一緒にフレーズを拾うようにしてみてください♪
(^_-)-☆

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