No. 285 “Let’s wait and see.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のこのフレーズは、日本語でピッタリの
の表現があります。
“wait” が「待つ」で、“see” が「見る」ですから、
この二つがくっついて、
「待って見る」になりますんで、
“Let’s wait and see.” は、
「ちょっと、待ってみようか」が直訳でもあり、
ドンピシャの意味になります。

例えば、待ち合わせに遅れてきている友達を
“Let’s wait and see.” といえば、
「ちょっと、待ってみようか」というような意味。

そこから、日常よく使うニュアンスとしては、
「ちょっと、様子を見ましょう」という感じで
使う場面が多いと思います。
で、ほとんどの場合、“Let’s” を持ってきて、
“Let’s wait and see.” をワンセットにして、
「暫く、様子を見ようか」というニュアンスで
使うのが本日のフレーズです。

世の中の景気の動向などに関しても、
“Let’s wait and see.” と言えば、
「（これからどうなるか）様子を見よう」
という意味になります。

もうちょっと具体的に「どうなるか様子を見る」
というような雰囲気であれば、
最後に “what happens” を持ってきて、
“Let’s wait and see what happens.” という言い方
もよくします。

あるいは、最初の例であれば、
「彼が来るかどうか、もうちょっと待ってみよう」
であれば、
“Let’s wait and see if he shows up.”
なんてよく言います。この場面では、“come” よりも
“show up” を使うのが、日常会話的表現と
いえるかもしれません。これもついでに覚えて
おきましょう。

“Did he show up?” であれば、
「彼、来た？」という意味で、
「彼、昨日の夜、結局来なかったよ」であれば、
“He didn’t show up last night.” という言い方をします。

で、“Let’s wait and see.” ですが、ちょっと変形
した表現としては、
「こりゃもう、（こうなったら）待つしかないかもね」
みたいな感覚で使うときは、
“I guess we just have to wait and see.”
なんて言ったりします。

あるいは、
「もう様子を見る以外には何もできないね」
というような意味で、
“There is nothing we can do but to wait and see.”
なんかは、お決まりのフレーズとして覚えても
いいと思います。

「出来ることは何もない」という意味で、
“There is nothing we can do.” もワンセットで
覚えておくと結構使えると思います。
いつこのフレーズが使えるかは、
“Let’s wait and see.” ですね。　(^_-)-☆

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