No. 363 “Quite frankly speaking,....”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

よく「彼女は中々フランクだよね」みたいな
言い方は日本語でしちゃうと思いますが、
日本語として使っているときのニュアンスが、
きちんと理解されているかどうか、というのは
ちょっと怪しい気もしますよね。ま、でも、
英語で例えば、
“She’s frank.” といえば、
「彼女は、裏表がないよね」というような意味に
なります。

ということで、“frank” という単語の意味としては、
「嘘のない」「偽りのない」「裏表のない」「正直な」
というような意味ですが、この単語を使った表現を
一つだけ知っておくとしたら、枕詞的に使う、
“Quite frankly speaking,....” とか、
“Frankly speaking,....”
“Frankly,....” がいいと思います。使う場面は、
「ま、率直に言って....」
「正直に言うと....」
「はっきり言って....」
という感じのときに使います。

例えば、
“How do you like my new tie?”
「この新しいネクタイどう？」
“Quite frankly speaking, it’s too flashy.” (No. 087)
「正直、ちょっと派手じゃない？」
“You think so?”
「え、そう思う？」
“I wouldn’t say off the wall, but...ah...” (No. 321)
「ま、変とは言わないけど、、、」
“So, you don’t like it.”
「え～、好きじゃないか」
“Frankly, it’s not you.” (No. 053)
「はっきり言って、あなたには合わないわ」
みたいな感じでしょうか。

今まで取り上げてきたワンポイント・フレーズを
使ってみましたが、こういう感じの会話は、
とっても、ネイテブっぽいんですが、知らないと
出ないフレーズだと思います。

ま、ほんとに、“Quite frankly speaking,....”
なんですが、ワンポイントのフレーズはどれも
とってもネイテブですから、目次をざ～っと
見ながら、口ずさんでみるだけでも、結構
いい練習になると思いますので、
“Check it out!” (No. 002)
「ちょっと見てみて」ですね。

というわけで、今日は、以前にやったフレーズを幾つか
取り上げてみましたので、ちょこっと総復習もして
みてください♪　(^_-)-☆

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