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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
(音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら)
さて、本日はここ2回ほど続いた “ask”
を使ったフレーズの3回目で、このシリーズ
の最終回、ということにしておきましょう♪
まず、“ask” という単語は、
「尋ねる」と「頼む」で覚える、というのを
先日お話しました。
なので、
“You should ask him.” というのは、
「彼に聞いてみたら(尋ねてみたら)」
という意味と、
「彼に頼んでみたら」
という意味が出てくることになります。
そのどちらがピッタリくるか、については、
その場の雰囲気とか前後関係で判断する
こととなります。
で、例えば、先日もちょっとお話した、
“You didn’t ask.” ですが、これは、
「あなたは私に聞かなかった(尋ねなかった)」
であったわけですが、他には、
“You didn’t ask me anything.”
という言い方をして、
「あなた、何も私に頼まなかったじゃない」
という意味から、日常的には、
「(私は)何もお願いされてなんかないよ」
という感じでよく使います。
そういう意味でこの “ask” というのは、
「頼む」とか「お願いする」という日本語で
解釈していたほうが、ピッタリくるケース
が多いかもしれません。
もちろん、例えば、ちょっと道に迷って、
「あの人に聞いてみようか?」
などと言うときには、
“We should ask that man.”
なんて言うわけです。こういう場面では、
「頼んでみよう」というのは逆にちょっと
そぐわないわけです。
あるいは、
“Can I ask you something?” といえば、
「ちょっとお願いしていいかな?」
という意味になるのは、“ask” を
「頼む」「お願いする」と覚えておくと
わりとすんなり出てくる日本語だと
思います。
ということで、“ask” シリーズの締めくくりで
是非ご紹介しておきたいのが、私が敬愛する
ジョン・F・ケネディの大統領就任演説で、
歴代の大統領就任演説で、最も有名なフレーズ
であるといえる、
“(And so my fellow Americans.)
Ask not what your country can do for you.
Ask what you can do for your country.”
フレーズを、最後にケネディの肉声でお届け
しましょう。もちろんこの意味は、
「国が自分に何をしてくれるかを問うのではなく、
自分が国に対して何ができるかを問うてみよう」
です。奥の深い言葉なので、じっくり味わって
みてください♪
まずは、私が演説風に言ってみて、その後で
ケネディの本物の肉声をお届けします
(^_-)-☆
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