No. 490 “Good day.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

さて、挨拶表現にも色々なものがあるものですが、
本日のフレーズはちょっと趣味の世界から
ご紹介してみましょう。

まず、
“Good” を使った挨拶表現ですが、これには、
“Good morning.” 「おはよう」
“Good afternoon.” 「こんにちは」
“Good evening.” 「今晩は」
“Good night.” 「おやすみなさい」
があります。

ここで改めて、この表現が使われる時間帯を
整理しておきますと、
“Good morning.” ＝　日の出（05:00位）～10:00位
“Good afternoon.” ＝ 12:00～17:00位
“Good evening.” ＝　17:00位～21:00位
“Good night.” ＝ 寝る前
という感じになります。

ただ、時間帯については、そんなに厳密ではないので、
例えば、17:00前後に “Good evening.” ということも
あれば、18:00前後に “Good afternoon.” ということも
あります。これは、もう感覚的なものですが、敢えて
時間帯を分けるとすれば、大体こんな感じになります。

で、例えば、上の時間帯でいえば、
10:00～12:00はどうなのか、となりますが、これは
“Good morning.” にはなるんですが、やはり習慣的に
「朝起きてから、活動開始する前」という感じ
なので、例えば、朝起きてから、自宅で食卓につくまで
とか、学校や会社に行って挨拶するときの表現という
感じになりますから、１１時位になると、もう一仕事
終えている感じなので、“Good morning.” はちょっと
遅いかな、という気がします。

さて、そこで、本日の、
“Good day.” なんですが、これはどういう意味で、
どういう場面で使うかというと、実は、
「さようなら」
「ごきげんよう」という意味で使うんです。

たまに、別れ際に、
「じゃあね」「またね」という感じで使うこともあり、
電話を切るときに、“Good day.” を使うことも
あります。

で、これが趣味の世界から、という意味は、実は
これはパイロット用語なんです。パイロットが駐機場から
離陸するときまでっていうのは、まず、管制塔の
「グラウンド」と無線で交信し、離陸直前は「タワー」
に切り替え、上空に行ってからまた切り替えると、
実は、極めて細分化された管制官との交信がありますが、
それぞれの管制官から次の管制官に切り替えるときに、
“Good day.” が使われます。昼も夜も時間帯も関係なく
使えるという意味で、パイロットで使われるように
なった表現とも言えますが、たまに、日常会話で
登場することもありますし、使っても全然おかしく
ないので、今度試してみてください♪(^_-)-☆

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