No. 816 “Good tip.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

よく耳にする「チップ」という単語
ですが、これは英語では “tip” で、
よくレストランなどで、お釣りと
一緒に合計の10%～20%をテーブルに
置いてくるものですが、これが
“tip” です。日本語で言えば、
ちょっとした祝儀とか心づけ、
みたいな感じでしょうか。

でも、実は、この所謂サービス料的な
チップという意味よりも、もっと
重要な意味を持つのが “tip” という
単語で、これには「情報」という意味
があります。

尤も、ここでいう情報とは、あまり
奥の深い情報や機密情報などではなく、
日常のちょっとしたアドバイス、
生活の知恵のようなものをさして
“tip” といいます。

使い方としては、例えば、
“Are you going to the Club tonight?”
「今晩 ‘クラブ’ に行くの？」
“Yeah, I heard it’s the best in town.”
「うん、この街で最高の店って聞いたし」
“That’s true, but don’t forget your tie.”
「その通り。でもネクタイ忘れないで」
“You need to wear a tie?”
「え？ネクタイしないとダメ？」
“They have a dress code, there.”
「あそこはドレスコードがあるからね」
“Good tip. I’ll remember that.”
「助かった、覚えとくよ」
という感じでしょうか。

“Good tip.” というのは、相手が言った
その一言が、いい助言であったり
いいアドバイスであったりしたときに、
それに対して、
“Good tip.”
と返すように使います。

あるいは、ごく普通の感覚で、
“Thanks for the tip.” で
「ご忠告、感謝」
「アドバイス、ありがとう」
みたいにも使いますし、同じ場面で、
“Good tip.”
だけでもいいでしょう。

ちょっと覚えておくといいこと、
ちょっと気に留めておくと得すること、
なんていう、ちょっとした事柄
を伝えたり、もらったりする会話の中で、
“Good tip.”
とか、
“Thanks for the tip.”
なんていうフレーズを是非使って
みてください。

ただ、本当に価値のある、本来はお金を
払って入手するような情報、取れる人に
しか取れないような情報に対しては、
“tip” というと、ちょっと失礼になって
しまいますので、ま「お買い得情報」
のようなものに使うのが “tip” と覚えて
おいてください♪
(^_-)-☆

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