No. 554 “It’s not worth it.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、否定形を取り上げていますが、
肯定形でもよく使いますので、両方知っておいて
ください。

まず、
“It’s not worth it.” ですが、これは、
「そんな価値ないよ」という意味です。

“worth” という単語そのものが「価値がある」
という意味なので、例えば、
“It is not woth a million dollars.” であれば、
「それは百万ドルの価値はないよ」
となりますし、肯定形であれば、
“It’s worth a million dollars.” で、
「それは百万ドルの価値があるね」
となります。

また、
“How much is it worth?” であれば、
「それってどれ位の価値があるの？」
となりますので、例えば、友達が持っている
お宝の「鑑定額」を知りたいときなんかに
使えるフレーズになります。

なので、例えば、
“This glass is so beautiful!”
「このグラス素っ敵だね～！」
“You like it?”
「いいでしょ」
“It must worth a fortune.”
「相当の価値があるよね」
“Yes, it’s worth more than your car!”
「そうなの、あなたの車より高いわよ！」
なんていう使い方を知っておくと
いいかもしれません。

で、ついでですが、
“You like it?” というのは、直訳すれば、
「あなた、それが好きですか？」なんですが、
ま、単に「好き？」ともなれば、上の例のように、
「いいでしょ」という感じで使うこともあります。

で、本日の、
“It’s not worth it.” ですが、これは、
いろんな場面が考えられますが、判りやすい
場面としては、それこそ掘り出し市みたいな所で
ガラクタにしか思えない壺に、何十万の値札が
ついているのを見て、
“It’s not worth it.” で「そんな値打ちないよ」
という感じになります。

または、全然面白くなかった本や映画が
話題になっているときに、
“It’s not worth it.” であれば、
「読む（観る）価値ないよ」となります。

というわけで、あっという間に、またまた今年も
クリスマスとなりましたが、
“It’s worth a billion!”
「最高の（１０億の）価値あり」と言えるような、
素晴らしいイブをお過ごしくださいませ♪(^_-)-☆

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