No. 1073 “I’ll touch base with you.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
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本日のフレーズがいつ頃から使われるように
なったのかは定かではないんですが、比較的
最近よく耳にするようになりました。

最近といっても、ここ数日というものではなく、
ここ数年なんだと思いますが、少なくとも、
私が子どもの頃（というと半世紀前？？）は、
あまり聞きませんでした。

ま、でも、実際のところは、単に自分が
たまたま聞いたことがなかった、使った
ことがなかった、知らなかったという
だけで、私自身がこれを自分の言葉として
使うようになったのは、社会人になってから
でした。

ということで、本日のフレーズは、
“touch base” という熟語なんですが、
これも幾つかのパターンとフレーズの
かたまりで覚えておきましょう。

まずは、一番オーソドックスな、
“I’ll touch base with you.”
というフレーズで、これで、
「あなたに連絡するね」
という意味なんです。

他の言い方であれば、
“I’ll call you.” とか、
“I’ll get in touch with you.” の、
「電話するね」「連絡するね」
と同じ意味なんですが、実は、本日の、
“I’ll touch base with you.” というのは、
ビジネスの場面で使うことが多いフレーズ
なんです。

そういう意味では子どもの頃は耳にしない
のは当然と言えば当然かもしれません。

ニュアンスとしては、元の単語の
“touch” ＝ 「触れる」と
“base” ＝ 「基本」
という意味がありますので、
「基本的なところを確認するために触れる」
みたいな空気があって、それで
ビジネス会話のやり取りの中で、
「じゃ、今度、改めて確認の連絡をします」とか
「またすぐ連絡させていただきます」
みたいな感じのニュアンスで、
“I’ll touch base with you soon.”
などと言うわけです。

他の使い方としては、
“I might be able to touch base tomorrow.” で、
「明日なら連絡できると思います」とか
“I’m just touching base to see if you are OK.” で、
「どんな様子か連絡してみました」
みたいな感じで使います。
口頭でもメールでもよく使いますので、
是非覚えておいてください。

友達との日常会話の中で使うとしたら、
何人かの友人と飲み会や小旅行の計画を
立てていて、その計画を練っているような
状況の中で、
「じゃ、この件は、また明日話そうね」
という感じで、
“Let’s touch base again tomorrow.”
なんていう具合に使います。

日本語でもそうですが、ビジネス会話と
普通の日常会話では、やはりちょっと単語や
フレーズの使い方が違うものがありますので、
ある程度区別して覚えたほうがいいでしょう♪
(^_-)-☆

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