No. 633 “I was brought up in Japan.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、理屈を考えないで、是非とも
そのまま丸ごと覚えたいフレーズです。理屈や
文法はちょっと横に置いておいて、とにかく、
“I was brought up in Japan.” は、
「私は日本で育ちました」
で覚えます。

「～で育った」という意味としては、
“I grew up in LA.” で、
「私はロサンゼルスで育った」がありますが、
それと全く同じ意味で、
“I was brought up in Boston.”
「私はボストンで育った」
を使うわけです。

で、実は、この２つの言い方には、ちょっとした
ニュアンスの違いがあるんです。というのは、
“I grew up in LA.” という言い方は、
どちらかというと「ただそこで大きくなった」
というような感じがあって、ある意味では、
時の流れのままに過ごした、という雰囲気が
ちょっぴり漂います。

一方、
“I was brought up in Yokohama.”
という言い方には「自分がそこで育てられた」
というような意味が出てきて、環境や人の影響
を強く受けている、という感じが出てきます。

ということで、簡単な自己紹介をする場面で、
「私は生まれはボストンですが、横浜で
育ちました」というときには、
“I was born in Boston, but was
brought up in Yokohama.”
という具合に言うわけです。

これは、ちょっとした「格」になりますが、
“I grew up in Tokyo.” と言うよりも、
“I was brought up in Yokohama.” という
本日のフレーズの言い方の方が、なんとなく
上品というか、おしゃれというか、聞いていて
心地いいというか、そのフレーズが醸し出す
雰囲気としては、
“I was brought up in Vancouver.”
というような言い方の方がお勧めです。

ま、そんな難しい話ではなくて、自分が
「どこで育ったか」ということを意識している、
というニュアンスが出てくる、というような
意味で覚えておけばいいと思います。

自分が生まれ、育った環境を念頭に、
“I was born and brought up in Tokyo.” で、
「私は生まれも育ちも東京です」あるいは、
「私は、生粋の江戸っ子です」
という表現を覚えて、自己紹介のときには、
ぜひ本日のフレーズを使ってみてください♪
(^_-)-☆

Copyright © 2008-2010 AllanK. All rights reserved.