No. 335 “There you go.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズはプレーヤーでしっかり
イントネーションを確認してくださいね。
まず、“There” にアクセントがあるときですが、
この場合は、
「どうぞ」というような意味で、例えば、
誰かに何かを差し出すときなんかの場面で
使います。レストランなどで、食事を出すときにも
よくウェイター・ウェイトレスが言ったりも
します。

もう一つの場面は、“go” にアクセントがある
場合で、これは、
「そうそう、それそれ」とか、
「まさにそれ」
「その通り」というように相槌を打つ場合に使われます。

相槌表現は幾つかありますが、一番簡単なのが、
“Yes.” とか
“That’s right.” で、これは
「うんうん」とか
「そうそう」という感じ。一方、
“No?” とか、
“Really?” なんていうのは、
「うっそ」
「本当に」なんていう感じで使われます。

この辺の相槌は、結構使える方も多いと思いますが、
“There you go.” を
「そうだよね～」とか
「そう、その通り」という感じでサラっと
使えるようになれば、結構、英会話にも
こ慣れてきているな、という印象があります。

もう一つは、
“Here you go.” というのもあります。
これも、意味はほとんど同じです。
ウェイターが、食事を運んできて出すときにも
“There you go.” と同じように使えます。
ニュアンスの違いは、なんとなくありそうで、
なさそうで、というくらいの違いですので、
あんまり深く考えずに使っていいでしょう。

ただ、相槌を打つときの場面では、
“Here you go.” というよりは、
“There you go.” を使うと覚えた方が無難というか、
こっちの方を使った方が普通に聞こえます。

そういう意味では、相手の言っていることに対して、
「そうそう、それだよ、それ」
みたいな感じで相槌を打つときに、
“There, that’s right.”
なんていう言い方をしますが、
“Here, that’s right.” と言わないのは、
まさに相手の言っていること、つまり自分よりは
やや遠い「それ」を指しているから、という
感覚かもしれません。

そういう意味で、例えば、自分の手元から
相手に何かを渡すとき、ガムとかアメなんかを
イメージしていただければＯＫですが、そんな時に、
“Here.” と一言使ったりします。

どうでしょう？まさにワンポイントでしたでしょうか？
（なんて言われたら）
“There you go.” となるわけです　(^_-)-☆

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