No. 785 “I don’t want to.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは極めて簡単なフレーズで、
誰でもいつでも使うフレーズなんですが、
もしかしたら、日常会話を勉強している
初心者も上級者も、実はすぐに口にできる
フレーズではないかもしれません。

“I don’t want to.” というフレーズの
ワンポイントは、最後に “to” を付ける、
ということですが、意味は、
「私は嫌だな」とか
「僕はやりたくないな」
「僕はそうしたくないよ」
という意味です。

例えば、
“Do you want to read this book?”
「この本読んでみる？」
“I don’t want to.”
「いや、読みたくないわ」
という感じです。

つまり、簡単に言えば、何かを薦められた
ときに、どうもそういう気分ではない、
やりたくない、というときに一言使う
のが、
“I don’t want to.” で、ニュアンスとしては、
自分の気分がのらない場合、感情的に今は
それをしたくない、というときに使うのが、
“I don’t want to.”
「ちょっとやりたくないな」
というフレーズです。

例えば、ちょっと別の場面で、
“Do you want this?”
「これ欲しい」「これ使う？」に対して、
“I don’t want that.”
「いや、それはいらない」
という具合にもよく使います。

ここで、ちょっと気をつけたいのが、
“it” と “that” の使い分けなんですが、
こういう場面で、
“I don’t want it.” と “it” を使うのは、
あんまりいい表現とはいえないケースの
方が多いと思います。これは、No. 734 でも
ご説明しましたが、 “it” だと、ちょっと
ぶっきらぼうに聞こえてしまいます。

なので、
「それはいらない」というときは、
基本形として、
“I don’t want that.” を覚えておきましょう。

で、
“I don’t want to.” というのは、
「なんかしたくないなぁ～」
という自分の気分や気持ちを表現する
フレーズとして、場面に応じて、気軽に
使ってみてください。

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