No. 964 “It’s not much, but it’s home.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

最近は、ちょっと難しいフレーズが多いかも
しれません。ま、難しいといっても、単語や
文法のことではなくて、語数の話しです。

No. 961 の
“I’ve never seen anything like it.”
「そんなの見たことないよ」とか
No. 962 の
“I’m afraid we don’t have that.”
「すいませんが、ちょっと置いてません」
は、両方とも６語で、やっぱり５語を超えると、
ちょっとスムーズに言えるようになるには、
何回か練習が必要です。

No. 959 の
“Be strong.”
「しっかりしていてね」
なんていうのは、２語ですから、これは
すぐに覚えられると思いますが、やっぱり
６語になってしまうと、ちょっと大変かも。

でも、これは是非是非、耳で聴きながら、
一緒に口に出してみて、ほんの２，３分、
どっかで練習してみてください。ここの
ワンポイントのフレーズは、いつでも、
どこでも、誰でも、すぐに使えるフレーズ
なので、覚えていると絶対お得です。
すぐに自分の英語力がワンランクアップ
してしまいます↑♪

で、本日のフレーズなんですが、これは、
“It’s not much, but its’ home.” で、
前半と後半に分けて覚えれば、夫々で３語
となりますから、結構覚えられやすいと
思います。

“It’s not much, but it’s home.”
というのは、ズバリ、
「狭いとこだけど、ここが我が家ね」
という意味となります。このフレーズは
もう本当に決まり文句ですから、この６語で
覚えちゃってください。

同じような意味のフレーズでは、
“Home, sweet home.” とか、
“There’s no place like home.”
というフレーズであれば、ま、なんとなく
学校で習ったか、テキストに出てきたか、
ま、どっかで聞いたことがあると感じられる
人も多いと思います。

でも、日常会話の中では、本日の、
“Well, it’s not much, but it’s home.”
「ま、大したとこじゃないけど、これが我が家ね」
なんて謙遜しながら言うことは結構あります。

そうそう、昨日、
“I’m proud of you.” の説明で、アメリカ人には
謙遜の概念がないかのような言い方をちょっと
しましたが、ま、全然ないわけではなくて、
時には、ちょっぴり控えめに、
“It’s not much, but it’s home.” なんて言ったり
することはあります。

ま、でも、ハリウッドの豪邸に住んでいるような人が、
“It’s not much, but it’s home.” なんて言ったら、
やっぱりこれは、控えめというよりは嫌味に聞こえる、
(“Sounds a little sarcastic”) という感覚は、
日本と同じで、是非TPOを考えて使ってみて
ください♪
(^_-)-☆

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