No. 320 “Is everything in order?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
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本日のフレーズに使われている “order” という
単語ですが、これは、結構、沢山の意味を持っている
単語です。その中で、一番よく使うのが、
「注文する」という意味で、例えば、
“Let’s order some pizza.” で、
「ピザを注文しようよ」というのがあります。

「注文する」という意味では、例えば、
“What would you like to order?” で
「何を注文する？」で、レストランに行ったときに、
一緒に行った人に対して、こんな風に聞くことは
よくあります。

でも、本日のフレーズは、「注文」とは関係
ありません。
“Is everything in order?” は、
「全て順調ですか？」という意味なんです。

例えば、
“Is everything in order?”
「全て順調ですか？」
“Yes, everything is fine.”
「はい、全て大丈夫ですよ」あるいは、
“Yes, everything is in order.”
「はい、全て順調です」なんて言ったりします。

“order” の単語の意味としては、
「注文する」
「命令する」
「整理する」
の３つくらいを知っておくといいと思います。

で、その典型的な例文として、
“I order you not to go there.” は
「絶対その場所にいっちゃダメだよ」とか、
“Are you giving me orders?”
「僕に命令するつもり？」なんてよく使うかも
しれません。尤も、人が人に対して「命令」する
のは、軍隊などの、相当厳格な上下関係がある組織
に限られることがほとんどだと思うので、あまり
自分自身が使うことはないかもしれません。

やはり、
“I want to order some coffee.” で、
「コーヒーを注文したいな」の「注文」という
意味がよく使われるものと思います。

で、本日の、
“Is everything in order?” のワンポイントは、
実は、“in” で、これは絶対に落とせません。
“Everthing is in order.” で、初めて、
「全て順調」という意味になります。その疑問形が、
“Is everything in order?” というわけです。

もう一つ、ついでに覚えておくとしたら、
「規律」とか「秩序」という意味があります。
よく法廷を舞台にした映画で、裁判官が、
“Order !, Order!” などと言ったりしますが、これは
別に何かを注文しているわけではなくて、
「静粛に！」という意味です。言ってみれば、
法廷内の「秩序」を保つよう、命令しているような
感じです。

なので、
“There is no order here.” であれば、
「ここには、秩序も何もないね」という意味になります。

というわけで、結構沢山の意味を持った “order” でしたが、
本日は、一つ覚えておくフレーズとして、
“Is everything in order?”
「全て順調ですか？」を覚えておきましょう。(^_-)-☆

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