No. 326 “I don’t blame you.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズで使われている単語も
使えそうで使えないんですね～、これが。
“blame” というのは、「非難する」と辞書
の最初に出てくるんですが、これが、中々
ピタっとした場面で使えないものなんです。

それは、“blame” を「非難」とだけ覚えて
しまうから、という理由が一つ考えられます。
でも、これを、本日のフレーズと一緒に、
“I don’t blame you.”
「無理もないよ」
「しょうがないさ」という訳で覚えて
おけば、結構使えるように思います。

例えば、
“I made a terrible mistake.”
「ひどい間違いをしちゃった」
“I don’t blame you.”
「ま、無理もないよ」
という会話例を一つ覚えておきましょう。

なにか失敗しちゃったとか、ヘマをしちゃった、
失言があった、口がすべった、かっとなった、
などなど、思わず何かをしてしまった、という
場面は結構あると思います。それが、その人が
心から望んだことでも、意図したものでもなく、
でも、そうなってしまう状況で、それが傍から
みても、まあ仕方ないよ、という場面なんかで、
「まあ、しょうがないさ」とか
「無理もないよ」というニュアンスで使うのが、
“I don’t blame you.” といえます。

これも、実は直訳すると、
「私は、あなたを非難することはしません」
ですから、
「あなたを責めたりはしません」という意味でも
しょっちゅう使うものの、日常の感覚では、
「まあ、しょうがないよね」
という気持ちで使うことが多いと思いますので、
ぜひ、この意味で覚えておいてください。

で、ついでに知っておくとしたら、
“Idon’t blame you for what you did.”
「あなたがしたことを責めたりはしないよ」
「しちゃったことはしょうがないよね」
という言い方で、“for ～” を使います。
ただ、これも一般的な熟語として覚えるのでは
なく、いくつかのフレーズで覚えたほうが
いいと思います。

“I don’t blame you for saying that.”
「そう言うのも無理はないよね」
“I don’t blame you for doing that.”
「そういうことをするのも分かるよ」
“I don’t blame you for being mad.”
「怒るのも仕方ないよね」
くらいは、よく使う場面があるものと思います。

何か、ちょっと失敗してしまった人に対して、
“I don’t blame you.”
「仕方ないわよ」と声をかけられるようになると、
英会話も、上級レベルに入ってきているといえます。
ま、まだ上級にはなっていなくても、
“Don’t blame me.” 「僕を責めないでね」(>_<)
ということで、また明日　(^_-)-☆

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