No. 773 “Good question.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

英会話学校なんかで勉強しているとき、
ちょっとしたことを何か先生に聞いて
みたくなることがあると思いますが、
そんなときは、
“I have a question.”
「質問があります」などと言って
挙手をするのが一般的かと思います。

他には、
“Can I ask you a question?” で
「質問してもいいですか？」とか、
ちょっと丁寧に、
“May I ask you a question?”
でもいいでしょう。

会話を習い始めの頃というのは、
“What does ‘casual’ mean?” (No. 772)
「casual ってどういう意味ですか？」
という具合に、単語の意味を聞いたり、
“How do you pronounce ‘curiosity’?” (No. 768)
「‘curiosity’ はどう発音したらいいんですか？」
なんていうフレーズはしょっちゅう使う
かもしれません。

あるいは、フレーズの意味を知りたい
ときには、
“What do you mean by
‘I’m working on it’ ?” (No. 770)
がいいでしょう。

クラスの中で先生に質問をするタイミング
というのは中々難しいものですが、
一般的に日本の生徒・学生は、先生が
講義をするもので、生徒は聴くもの、
だから先生の邪魔をしてはいけない、
というのは常識を持っている場合が多い
ように思いますが、アメリカでは全く
こういうことはなくて、とにかく先生を
質問攻めにするのが、学校の授業、
というのがむしろ常識です。

なので、本当は日本の会話学校でも、
どんどん、
“I have a question.” とまず手を上げる、
というクセをつけるといいかもしれません。

そんなときは、もちろん質問の内容による
わけですが、先生は、
“Good question.” なんて言ったりする
わけです。
「いい質問ですね」「お、いい質問」
というような意味です。

最初の頃は、単語の意味を聞く程度の質問
ですが、会話の最終的目標は、自分の意見を
全て言うこと、疑問を全て言葉にすること、
といっても過言ではないので、例えば、最近
話題になっている「ハーバード白熱教室」は、
ハーバードのサンダースシアターでの講義を
一般公開したものですが、その学生と教授の
やりとりを、会話の最終目標とイメージする
のもいいかもしれません。もちろん、この
やりとりは「最高程度に高度」ですが、頂上が
見えないと、登山というのも中々厳しいもので、
何か目標を定めるのは必要かもしれません。

「ハーバード白熱授業」はちょっと高すぎる
目標なので、他の目標を定めたい、という
場合は、また私の方まで質問してください。
“Good question.” と頷きながら、回答させて
頂きます♪
(^_-)-☆

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