No. 804 “You asked for it!”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

（4/8/11 にアップした追伸あり。文章のみ）
さて、先日に引き続きキーワードの “ask”
を取り上げてみましょう。

まず、“ask” という単語ですが、これは
超重要単語なので、是非一度辞書を実際に
引いて読んでみてください。

因みに、英語を学習する初心者の場合は、
（実は上級者もそうなんですが）英和辞書は
絶対に欠かせません。それも電子辞書や
ネット辞書ではなく、ちゃんと装丁された
辞書を使ってください。

で、巷には色々な辞書がありますが、
どの辞書を使うか、というのも大切です。

私は、１ヶ月ほど前から、たまたま個人的に
英語のレッスンを始めることとなったので、
改めてじっくり書店で読み比べてみましたが、
今出版されているもので、一番いいかな、と
感じたのが、『オーレックス　英和辞書』
（旺文社）でした。

私は何も旺文社の回し者ではありませんが(>_<)、
私が学生の頃にはいずれも出版されて
いなかった、
『ルミナス英和辞典』（研究社）
『ウィズダム英和中辞典』（三省堂）なども
よく書けていますが、これらの中で１冊を
選ぶとしたら、ま、『オーレックス』が
いいかなと思います。

で、辞書は「引く」という姿勢から「読む」
という姿勢を是非心がけて使ってみてください。
一度試しに、本日のキーワードである
“ask” を読み比べてみるのがいいと思います。

で、オーレックスには、No. 536 で紹介した
“If you ask me.” 「僕に言わせれば」という
フレーズは載っていますが、本日の、
“You asked for it!” は載ってませんでした。

でも、日常会話の中では、かなり頻繁に耳に
するフレーズです。ま、ちょっと訳しにくい
表現なんですが、敢えて訳すと、
“You asked for it!” というのは、
「そうか、そういうつもりならいいよ」とか
「だったらやっちゃうよ」とか
「お望みならそうするよ」という感じの
意味になります。

直訳的には、
「あなたがそれを望むのであれば、そうするよ」
というようなニュアンスを持つ、やや漠然とした
意味を持つフレーズとなります。

“ask” という単語は、辞書ではいろんな意味が
紹介されていますが、日常的には２つ覚えて
おけば十分かと思います。是非、
「尋ねる」と「頼む」で覚えておきましょう。

で、例えば、日本語でいう、
「そうか、じゃ、お望みとあらば」みたいな
言い方として、
“OK, you asked for it.” なんて言って、次の
行動に出る、なんていう使い方をする本日の
フレーズを覚えておいてください♪
(^_-)-☆

追伸 (4/8/11)： ご質問があったので、
追伸で載せておきます。携帯から文章だけを
読んでいるとちょっとニュアンスが伝わり
づらかったとも思いますが（ＰＣから音声を
聞いていただくと、日本語のニュアンスから
お判りいただけると思いますが）
「お望みならそうするよ」
というニュアンスは、
「だったらやってやろうじゃないか！
「お見舞いしてやろうじゃないか！」
というニュアンスになります。
場面によっては、
「一発ぶちかましてやろうじゃないか！」
みたいな、物騒な意味にもなるものなので、
ちょっと注意をしてくださいね　(^_^;)

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