No. 613 “What do you want?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

友達と食事に行ったり、飲みに行ったり
するときに、すぐに使えるフレーズが本日
のフレーズです。

“What do you want?” というのは、
「何が欲しい？」というのが元々の意味で、
食事い行ったときに使うときは、
「ね、何にする？」
という感じで使います。

尤も、これは、親しい間柄というか、対等の
間柄でごく普通に使う表現ですから、例えば、
ウェイター、ウェイトレスの人が、お客さんに
対して、
“What do you want?” と聞くのは、極めて
失礼に当たりますから、そういう意味では、
目上の人とか、あまり面識のない人に、
「何になさいますか？」という意味では
使えない、と覚えておいてください。

それでも、例えば、食事のときであれば、
“What do you want to have?”
と最後に一言付け加えると、ちょっと丁寧な
表現になりますので、ちょっとカジュアルな
お店であれば、店員さんが使っているところも
あるかもしれませんが、それでも、まだ
お客さんに使えるほどに丁寧とはいえません。

食事の場面でないときは、例えば、
何かシリアスに友達と話しているときに、
「あなたが欲しているものってなんなの？」
「あなたが本当にやりたいことって何？」
というような場面で、
“What do you want?”
を使うことはよくあると思います。

もっと丁寧というか、具体的というか、
「本当にやりたいことは？」と尋ねるとき
には、
“What do you really want to do?”
なんていう言い方はすぐ出てくるフレーズで、
あるいは、
“What is it that you really want to do?”
更には
“What is it that you really want to do in
your life?”
「この人生で、本当にやりたいことは何？」
なんていう言い方をすれば、ま、単語数も
増えるわけですが、ぐっとネイティブっぽく
なります。

社会人になってから、まずは会社に慣れる
ように働き、そして社会に慣れるように働き、
目の前の仕事をこなすべく働き、と馬車馬の
ごとく働いてくると、ふと自分の手を見て、
“What do I want?” なんて自問自答することも
あるかもしれません。

友達とも、食事をしているときに、メニュー
から目を離して、
“What do you want?” といえば、
「ところで、これからの人生、何をしたい？」
というような意味にもなりますので、こんな
切り口で友達と会話を楽しんでもいいかも♪

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