No. 282 “What’s next?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

簡単なんだけど、中々出てこないシリーズの一つですが、
こういうフレーズも、覚えちゃうととっても便利です。
意味は、極めて素直で、
「次は何？」であります。

“What’s next?” の “What’s” は “What is” なんですが、
日常「次は何？」と聞くときに、
“What is next?” という言い方は、まずしません。

この辺の感覚は、もう、そう言う、言わない、の次元の話
なので、文法的に正しい、正しくない、というものでは
ありません。理由もなんにもありませんので、
もう、そういうものなんだ、と覚えてしまうことです。

これは、No. 001 の “What’s up?” も同様で、挨拶のときの
“What’s up?” を、“What is up?” とは言いません。
“What’s” を “what is” とした方が丁寧な表現になる、
なんていうことはありませんので、これはもう「音」
として覚えちゃってください。

で、“What’s next?” は、特に裏の意味があるわけでもなく、
反意語的に使うようなこともありませんので、これは
素直に、
「で、次は何？」という場面で使います。

日常よく使う表現としては、「次は誰？」というのも
あります。これは、
“Who’s next?” ですので、これも一緒に覚えちゃいましょう。

この手の表現は、会話の流れや、その場の雰囲気
なんかをあんまり気にすることなく使えるものなんですが、
この発展系はちょっと少し知っておきましょう。

発展系というのは、例えば、“What’s next?” はサラッと
「次は何？」という意味で使うわけですが、例えば、
仕事なんかをこなしているときには、
“What do we have next?” という言い方をしたりします。
「次は、何をすることになっている？」
「次は、何がある？」みたいな意味で、これは、
“What’s next?” とほとんど同じ意味であります。

そういう意味では、
「次は誰？」というのも、
「次の順番は誰になってる？」みたいな意味で、
“Who do we have next?” という言い方もよくします。

で、更についでに覚えておくという意味で、
“What shall we have next?” というフレーズがあります。
これは、実は、ちょっと予想と違うかもしれませんが、
「次は何を食べようか？」という意味なので、これは
独立して知っておいてください。

“What shall we do next?” は、これは予想通りというか、
そのままの意味で、
「次は、何をしましょうか？」という素直な意味です。

ワンポイントを書いていると、いつも、
“So, what’s next?”
「で、次は何？」と自分に問いながら進めてきていますが、
これは、その当日の朝になるまで、判らないんです♪
その時の閃きのままに書いているようなところが
ありますんで　(^_^;)

というわけで、また次回、
“See you next time.” (^_-)-☆

Copyright © 2008-2009 AllanK. All rights reserved.