No. 1082 “You want me to do it?”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

昨日もそうでしたが、日常会話の
疑問形というのは、やっぱり普通の
肯定形である文章全体を尻上がり
アクセントにして疑問形にする、
というケースの方が多いように
感じます。

ということで、本日のフレーズですが、
“You want me to do it?” というのは、
“Do you want me to do it?”
という、いわば正規の疑問形の
“Do” が省略されたもの、
と理解してもいいものですが、
“You want me to do it?” は、
「私にやって欲しいの？」
「私にして欲しいの？」
という意味で、またそこから、
「私がやってあげるよ」
という意味にもなります。

で、日常耳にする発音としては、
No. 884 でやったように、最初の
“Do you” を “Ju” と発音してしまう
ことが多いので、
“Ju want me to do it?” あるいは、
“want to” を “wanna” として、
“You wanna me to do it?”
というフレーズとしてよく耳にする
と思います。

この “wanna” の発音や使い方については、
もう何回か取り上げていますので、また、
時間のあるときにでも、ちょっと復習
してみてください。
参照：No. 860, 469, 463, 222, 038

で、本日の、
“You want me to do it?” なんですが、
これも、どの単語にアクセント持って
くるかによって、微妙にニュアンスが
変わるもので、例えば、
“You want ‘me’ to do it?”
と “me” にアクセントを持ってくれば、
「えぇ？、僕にやって欲しいっていうの？」
となりますし、
“You want me to ‘do’ it?”
と、どちらかというと
“do” にアクセントがあれば、
「私がやってあげようか？」
という感じのニュアンスで、
“I can do it for you.” に近い、
「私がやってあげるよ」
という感じのニュアンスになります。

ちょっとしたアクセントの違い、
喋る速度の違い、顔の表情の違い、
というもので、同じフレーズでも
いろんな意味に変化するのが
会話フレーズというものです。

無機質な文章を眺めて覚えるのではなく、
是非とも、日常会話は目と耳で
覚えるようにしてみてください♪
(^_-)-☆

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