No. 526 “I need to clear my mind.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズもいつものようにひと固まりで
覚えますが、ひと固まりというのは、主語が
誰になるかで、後半もちょっと変わるからなんです。

まず、本日の
“I need to clear my mind.” ですが、これは、
「ちょっと頭を整理しなくちゃ」とか
「ちょっと頭をカラッポにしなくちゃ」
という意味になります。

「整理する」のと「カラッポ」にするのは、
多少ニュアンスが違いますが、日常のニュアンス
では、どちらかというと「カラッポにする」という
感じの場面の方が多いかもしれません。

“clear” といのは、最近のパソコン用語の一つとも
いえるかもしれませんが、例えば「画面をクリア
にする」なんていう言い方をしますが、これは、
画面上のファイルなんかを全て閉じる、という
意味です。

あるいは、机の上に書類なんかを広げていて、
「机の上を整理して」みたいなときに、
“Could you clear the desk?”
なんて言ったりします。

そういう意味では、レストランに行って、食事を
終えて、ウェイターやウェイトレスが、
“Shall I clear the table for you?”
なんていうのは、
「（食器などを）お下げしましょうか？」
という意味になります。

で、クリアにするものなんですが、テーブルや机の
上なんかもありますが、本日のフレーズの主題である
「頭の中」というのもあるわけです。

“I need to clear my mind.” が、主語は「私」で、
「頭をカラッポにしないとな」という意味で、
“You need to clear your mind.” が
「頭をカラッポにした方がいいよ」
“He needs to clear his mind.” が、
「彼は、頭をカラッポにした方がいいよね」
となります。

ま、日常の私生活の中でも、仕事の毎日の中でも、
どうもこれまでの考え方や発想に捉われてしまって、
にっちもっさっちも、いかなくなっているようなときに、
“May be we need to clear our minds.”
「ちょっと、頭をスッキリさせた方がいいかもね」
というような感じで、でそれに続いて、
“Why don’t we gout for a beer tonight.”
「じゃ、今晩は飲みにいくか」みたいに、
つながっていくわけです。

ま、でも、仕事そっちのけで、飲みに行くことばっかり
考えているような人は、むしろそういうことばっかり
考えない、という意味で、
“You need to clear your mind.” となるわけです。

何から頭を離すか、ということを考えて、
“I need to clear my mind.” を使ってみてください♪

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