No. 983 “It has nothing to do with you.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

まず、本日のフレーズの冒頭は、
“It” でも “That” でもあんまり変わりません。
で、最後の “you” の所には、
“me” とか、“him” や “her” なんかを色々と
持ってこれます。

ということで、発音練習のつもりで幾つかの
パターンを列挙してみますと、
“It has nothing to do with you.”
“That has nothing to do with him.”
“It has nothing to do with me.”
“That has nothing to do with her.”
“It has nothing to do us.”
“That has nothing to do with them.”
などとなるわけですが、これはどういう
意味かというと、
「それは、僕には関係ないよ」
「それは、あなたには関係ないことだよ」
という意味になります。

熟語としては、
“nothing to do with” の部分が熟語で、
意味は、
「関係がない」
になるんですが、やはりこれだけ覚えても
使えないわけで、例文として覚えるのであれば、
日常的によく使う表現である、
「そんなの、僕にはなんの関係もないよ」
「それは、あなたには関係のないことでしょ」
という場面と、その言い方として、
“It has nothing to do with you.” とか
“That has nothing to do with me.”　
を覚えておきましょう。

因みに、“nothing to do” だけを取り出すと、
「何もすることがない」という意味なので、
例えば、
“I have nothing to do today.” であれば、
「今日は何もすることがないんだ」
という意味になります。

これを疑問形にすれば、
“Do you have anything to do today?”
「今日は何かすることある？」とか、もちろん、
“Do you have anything to do tonight?” なら、
「今晩何かすることありますか？」
という意味になります。

これと似てはいるんですが、“with” が付いた
だけで、ちょっと意味が変わりますので、
“I have nothing to do.”
「私は何もすることがない」というのと、
“That has nothing to with me.”
「それは私にはなんの関係もないこと」
というのは、全く別のフレーズとして
覚えておきましょう。

で、
「これってあなたに何か関係ある？」
という疑問形であれば、
“Does it have anything to do with you?”
となって、これに正面から答える場合は、
“It does not have anything to do with me.”
と答える場合と、
“It has nothing to do with me.”
となるわけですが、この、
“It doesn’t have anything” と
“It has nothing” は同じ意味で、言い方が
違う、というのを文法ではなく、耳と口で
覚えちゃってください♪
(^_-)-☆

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