No. 025 "What's the matter with you?"

「一体、どうしたの？」という時の決まり文句が
“What’s the matter with you?”
（ホワッツザマァタァウィズユー？）

お友達が、思いっきり落ち込んでいるとき、
うわの空のでボーっとしてるとき (“spaced out”ですね)
忙しくバタバタ動き回っているとき、
泣きじゃくっているとき、
大声で怒鳴り散らしているとき、
などなど、いろんな場面が思い浮かびますが、
こんな時に「どうしたの？」と聞くのが本日のフレーズ。
“What’s” は “What is” の短縮形です。

“What’s the matter?”
（ホワッツザマァタァ）
だけでもよく使われます。意味は、
「どうしたの？」
「どうかした？」
「なんかあった？」
です。

“What’s the matter with you?”
（ホワッツザマァタァウィズユー？）
であれば、
「（あなた）どうしたの？」
「（あなた）気分でも悪いの？」
という意味です。”you” の代わりに “him” や “her”
なども使えます。
“What’s the matter with her?”
（ホワッツザマァタァウィズフゥー？）
「彼女、なんかあったの？」となります。

で、使う言葉としては、あまりお奨めではありませんが、
（ちょっと品に欠けるので）よく耳にするのは間違い
ないので、”the hell” が入った「音」も知っておきましょう。

“What the hell is the matter with you?”
（ホワッタヘルイズザマァタァウィズユー？）
「一体全体、どうしたっていうの？」

学校では絶対に教わりませんが（正当英語でないという理由で）
しかしながら、アメリカでは、老若男女が使ってますし、
テレビ、映画、日常会話でも頻繁に耳にしますから、
一応、知るだけ知っておくという意味で　“the hell”
（地獄という意味ですが）の使われ方と「音」を知って
おきましょう。

因みに、
「まあ、もう、どうでもいいや。」と半ば諦め半分に言う
捨て台詞として、
“Oh well, what the hell.”
（オゥ、ウェル、ホワッタァヘル）
或いは、”hell” の変わりに　“heck” を使って、
“Oh, well, what the heck.”
（オゥ、ウェル、ホワッタァヘック）
も極めて頻繁に耳にします。
“heck” は “hell” ほどには悪い言葉ではなく、
その代用で使っている、という感じの単語です。

ま、どちらも、これをお読みの紳士淑女には、似合わない
単語なので、自分から使うことは避けましょう♪
でも、本当によく耳にしますから、やはり
知っておいて絶対損のない単語ではあります。