No. 313 “She’s ahead of her time.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、よく歌詞になったりも
しています。私の大好きなビリー・ジョエルの
歌にもありました。曲名で言うと、
“She’s Always a Woman” の中の一節で、このフレーズ
が登場します。で、この意味はというと、
「彼女は時代の先端を行ってるよ」です。

まず、
“She’s ahead” というのはなんとなくお判りに
なりますでしょうか。
「彼女は先（を行っている）」という感じなので、
何かの先に行っているという位の雰囲気です。

で、“ahead of her time”　ですが、これは、
「彼女の時の」という位の意味ですから、
直訳的には、
「彼女は、彼女の時代の先」という位の意味
なので、
「彼女が彼女自身の時代の先を行っている」
ということから、
「彼女は時代の先端を行っている」
となるわけです。

もちろん、主語は “He” でもいいんですが、
どうでしょう、時代の先端を行く人物というのは
実は女性の方がピッタリしているように感じるのは
私だけでしょうか？

確かに、日本の幕末から明治の時代を振り返ると、
時代を動かしたのは男の中の男たちで、武士なんですが、
彼らはその時代を代表していた人物でもあり、ある意味で
時代の最先端を行っていたようにも思います。
それは間違いないですね。

でも、それこそ平静というか平成の時代になった
ときに出てくる人物の中で、時代を先取りしている
というか、本当に飛んじゃっている人物というと、
なぜか女性の方が目につくように感じます。

え？誰が？とか言われると、ちょっと意見が
分かれるところだろうとは思うんですが、その一人に私は、
ハリウッド女優の一人、
Sharon Stone、シャロン・ストーンを挙げちゃいます。
で、同時代の有名な男性と言えば、
Michael Jackson、マイケル・ジャクソンがいます。
実は、この二人とも１９５８年生まれで私と同年です。

なので、またその輝き方、というか、その生き方に
興味を持ってしまうのですが、時代の先を行ってる、
という意味では、はるかにシャロン・ストーン！♪
私が彼女の１０年後位に、ああそうか、と理解できたような
ことを、彼女は１０年前にやっていたわけです。

一方マイケルは、時代の先を行っていたのではなくて、
その時代を「代表していた」という感じだと私なんかは
感じるのであります。

もちろん、才能が十二分に発揮されているという意味では
二人とも卓越したものがありますが、自分が生きている
時代感覚の先か否か、という視点で改めて見たときには、
マイケルは時代の代表、シャロン・ストーンは時代の先
という感じがします。

というような話をしていると、際限がなくなりますので、
そういうお話はまた別の機会に譲るとして、本日は、
“She’s ahead of her time.” というワンフレーズを
「彼女は時代の最先端を行っている」で覚えておきましょう♪
(^_-)-☆

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