No. 446 “I’m thinking aloud.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、まずこれが基本形のような
もので、これにちょっと付け加える言葉を
持ってくることが多いんです。

よく使うのが、“here” とか “now” で
“I’m thinking aloud now.” とか
“I’m thinking aloud here.”
っていう感じで、意味は、
「今、話しながら考えてるんですけど」
という感じ。

ま、考えながら話すのか、話しながら考えるのか、
いずれにしても、頭の中で整理されたものを
言葉にしているのではなくて、話しながら頭を
整理する、という感じですね。

まだ、考えがまとまってないからこそ、話してる
途中で脱線したり、的外れのことも言うかも
しれないけど、みたいな、そんな気持ちが
あるときに、
“I’m thinking aloud now.”
なんて言うわけです。

時々、ぶつぶつと独り言を言っている人がいますが、
あれはちょっとあぶない、というか、一歩間違えば
病気というか、あんまり独り言って健康的では
ない気がするものです。

ただ、
“Thinking aloud” というときは、独り言ではなくて、
人と話しているときに、話を進展させるための
一手段みたいな感じで、
“Let me think aloud for a minute.”
なんていう言い方をするときもあります。
「ちょっと、話しながら考えさせて」
という意味になります。

所謂「独り言を言う」という場面では、
“murmur” という単語を使って、
“What are you murmuring?” で、
「あなた何独り言いってるの？」
みたいな表現をします。

あるいは、
「今、言ってたのは、独り言」
みたいな感じでは、
“I was just talking to myself.”
なんて言ったりします。

この辺の表現が “thinking aloud” と根本的に
違うのは、なんの思索も考えもなく、ただ
ぶつぶつ言う、みたいなときに使うのが、
“I was just murmuring.” とか、
“I was just talking to myself.” で、
“I was thinking aloud at that time.”
というのは、
「あのときは独り言を言っていたんだ」ではなくて、
「あのときは、考えながらしゃべっていたんだ」
という意味ですので、この辺の使い方に是非
慣れちゃってください。(^_-)-☆

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