No. 919 “What are you looking for?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

日本語には、明確に尊敬語や謙譲語があり、
更には男性用語、女性用語、というものが
あります。でも、英語に敬語というのは
ありませんで、単に、丁寧な言い方とか、
TPOに応じた使い分け、という程度のもの
しかないといえます。

英語には、男性用語、女性用語というのも
ありませんが、それでも、慣れてくると、
大体文章を読んだだけで、あ、この人は女性
だな、というのは見えてくるものです。
どういう表現が具体的に女性っぽいのか、
というのは、また別の機会にご説明すると
して、本日のフレーズでは、
“What are you looking for?” というのを
やりましょう。

この、
“What are you looking for?” というのは、
冒頭お話したように、場面によって、
ちょっとくだけた日本語で解釈した方が
ピッタリくる場面と、極めて丁寧な訳を
あてた方がピッタリくる場合があります。
なので、
“What are you looking for?”　は、
「君、何探してんの？」
がピッタリくる場合もあれば、
「あなたは、何をお探しですか？」
がピッタリくる場合とがあるわけです。

で、その探しているものは、それこそ
千差万別というか、何でもいいのは、
日本語の場合と同じで、愛用のペンが
見つからずに探している場合もあれば、
「生きるということは何か？」みたいな
答えを探している場合などがあるわけです。

そんな感じで、友達、あるいはビジネス
シーンであれば、同僚や上司との会話の中で、
“What are you looking for?”
「何探してんの？」とか
「何をお探しですか？」を使う場面というのは
結構多いと思います。

時には、その探して内容が抽象的なものか、
滅多に存在しないようなものを指して、
“What are you searching for?” という単語
を使うこともあります。

こちらの、
“What are you searching for?” は、日本語訳
としては、同じように、
「何を探してるの？」ではあるんですが、
“search” のニュアンスのとして、例えば、
考えに考え抜いて言葉を選んでいる、とか、
もう何年も幻の一品と言われるお宝を探して
いる、というような様が見て取れるような
場合に、
“What are you searching for?”
の方がピタっとくる場合もありますので、
英語の場合は、特にTPOを一緒に覚える
ように心がけてください♪
(^_-)-☆

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