No. 793 “Nothing serious.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズと似たパターンは、実は、
No. 772 で取り上げていました。で、
今日は、一歩踏み込んで、もっと応用が
できるように、幾つかのフレーズを練習
してみましょう。

まず、
“Nothing serious.” なんですが、これは、
「別に大したことじゃないよ」
「そんなに大げさなものじゃないよ」
というような意味です。

本日のフレーズのポイントは、“nothing”
の使い方にあって、これは、その次に
持ってくる言葉によって、
「～なんていうことはないよ」
「～というわけではないよ」
という感じの意味で、いろんな場面で
使えます。

本日の、
“Nothing serious.” は、直訳すると、
「重大、というわけではない」
となって、ここから、日常的な、
「そんなシリアスじゃないよ」とか
「そんな大げさなものじゃないよ」
という感じで使うわけです。

で、幾つかのフレーズを列挙してみますと、
“Nothing important.”
「別に重要ってわけじゃないよ」
“Nothing interesting.”
「特に、面白いってわけじゃないな」
“Nothing funny.”
「別に可笑しくないよ（真面目だよ）」
“Nothing outrageous.”
「そんなに常軌を逸しているわけじゃないよ」
なんていう感じですが、普段使いやすく、
また日常よく耳にするフレーズとしては、
“Nothing serious.”
「大したことないよ」と
“Nothing funny.”
「大真面目だよ」くらいがが上げられる
かもしれません。

あと、実は、会話の上達に欠かせないのが、
イントネーションなんですが、これはもう
文章で書き表すのは限界があるので、是非
プレーヤーを再生して、耳で覚えて
もらいたいんですけど、
“Nothing serious.” という比較的
平坦な言い方が、
「別に」「なんでもないよ」というような
意味で、例えば会話の中では、
“You look serious, what happened?”
「なかマジな顔してるけど、どうしたの？」
“Nothing serious.”
「いや、別になんでもないよ」
という感じで、例えば、
“This is terrible, what shall we do?”
「もうこれ大変、どうしよう」
“Nothing serious.” と “serious” を強調する
ような感じのイントネーションであれば、、
「そんなの、大丈夫だってば」
というような雰囲気になります。

こういうイントネーションは、テキストの文章
だけでは絶対に学べないので、是非とも、
こういうワンポイントを活用していって
ください♪
(^_-)-☆

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