No. 666 “Awkward moment.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズで使われている単語は、
公私にわたって重要単語となります。
「公私にわたって」というのは、平たくいえば、
日常会話でもよく使いますし、学校や会社、試験
なんかにもよく登場する単語、という意味です。

で、この、
“awkward” といのは「ぎこちない」とか「場違いな」、
「似つかわしくない」「相応しくない」という
ような意味の単語です。

ごく簡単に、
“This is awkward.” といえば、
「これってなんか不格好だね」
「なんかちょっとおかしいね」「変だね」
「これって、なんかちょっと不釣り合いだね」
というような意味で、こういう簡単な言い回しも
是非覚えておきたいフレーズです。

で、本日のフレーズなんですが、
“Awkward moment.” というのは、直訳すると、
「ぎこちない場」となって、要は、
「気まずい場面」
「バツの悪い場面」というような意味になります。

例えば、大言壮語ばかりしている人間が、
結局は失敗しながら、でも別の人がうまく取り計らって
くれたおかげで、結果的に仕事としてはうまく成功した、
というような場面で、
“Do you think he’s coming today?”
「彼、今日来るかな？」
“Well, this is not his party.”
「でも、これは彼のパーティーじゃないしね」
“Right, normal person doesn’t have the nerve.”
「普通の神経だったら、来れないわな」
（普通の人は、そんな神経はないよね）
“……Awkward moment……”
「あ、バツ悪い」
“What?”
「どうした？」
“There he is.”
「彼、来たよ」
なんていう感じで使ったりします。

あるいは、自分が勘違いをしていることに
気がつかないまま、ずっと勝手な思いこみを
言い続けている最中に、自分の勘違いに
気がついた場合なんかで、
“This is an awkward moment.”
「これって相当格好悪いよね」
みたいに言って、その場を取り繕う、なんて
いうこともあるかもしれません。

ま、結構、こういう場面というのは、よく
ある場面なんですが、実は「恥の文化」を持つ
日本では、そういう場面に直面した時は沈黙を
するもので、
「バツ悪いね」とはあまり口にしないもの。でも、
英語では、結構、言葉にしちゃいますので、そういう
側面も文化の違い、というのがあるように感じます。

そういう意味では、よく耳にするフレーズの一つ、
として覚えておいていいかもしれませんので、
“Awkward moment.” とか
“This is an awkward moment.” というフレーズを
是非、耳で馴らしておきましょう♪(^_-)-☆

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