No. 513 “I’m not in to that.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

人の趣味というのは種々雑多なもので、それこそ
何に対して興味を持ち、何を極めるか、というのは
人によって千差万別であるわけです。

日常的には、様々な会合や集まりに誘われたりも
するものですが、自分として、それはちょっと遠慮
したいな、と思うときなんかに使えるのが本日の、
“I’m not in to that.” というフレーズ。これは、
「それはやらないんだ」
「そういう趣味はないわ」というような意味です。

例えば、それがゴルフであっても、お茶会であっても
いいんですが、誘われたときに、
“I’m not in to that.” で
「それはやったことないですね」
「ちょっと遠慮したいところですね」
みたいな雰囲気で使えます。

あるいは、２次会でカラオケに行きましょうか、と
誘われたときに、とても人前で歌うことなんかできない、
という方であれば、
“I’m not in to that.” で、
「いや、ほんと、行ったことないんですよ」
みたいな意味として使えるわけです。

言葉のニュアンスとしては、
「想いを入れ込んでいる」みたいな雰囲気があるので、
“in to” が使われているわけですが、だから、
“I’m really in to this.” であれば、
「僕って、今、これにはまってるんだよね」
「今、これに凝ってるんだ」
というような意味でよく使うフレーズにもなるわけです。

ということで、簡単なフレーズとして、
“I’m in to this.” が
「これに凝っている」
“I’m not in to this.” で、
「これには凝ってない」
というセットを覚えておくのもいいと思います。

例えば、知人と書店に行って、いろんな雑誌を立ち読み
したりすることもありますが、そのとき友達が取り上げる
「世界の武器」というような雑誌を、食い入るように
見る友達に対して、
“I’m not in to that.” は、
「僕は、そういう趣味はないわ」なんて言う感じで
使うこともあるかもしれません。

あるいは「日本の名湯」などと、各地の温泉を紹介している
雑誌や本を取り上げて、
“I’m really in to this.”
「やっぱ、これっきゃないでしょ」みたいな感じで
使うこともできます。

ま、ひとつ、
“I’m in to that.” 「それに凝ってるんだ」
“I’m not in to that.” 「それは、やらないんだ」位を
覚えておいて、日常の場面で使ってみてください♪

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