No. 990 “I don’t get it.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、どっかでやったような
気がしていたんですが、もう本当に昔の
No. 040 の本文の中で、ちょこっと顔を
出していました。

これも本当によく出てくるフレーズで、
“I don’t get it.” は、
「判らないなぁ」とか
「なんでなんだろう」という意味で、
やや軽い感じで使います。

今回、否定形で紹介しているのは、
なんとなくそっちの方が日常よく
使う気がしたからなんですが、ま、
でも、もちろん肯定形の、
“I get it.” で、
「あ、判った」
というのもよく使います。

あるいは、“get” の過去形である、
“got” を持ってきて、
“I got it.” で
「判った」ということもよくあります。

“I get it.” も
“I got it.” も、意味は同じなんですが、
微妙にニュアンスが違うとしたら、
今、正に「判った！」という雰囲気が
現在形の “I get it.” で、
「あ、なるほど、そういうことね」
と、納得したタイミングがちょっと前、
つまり過去の雰囲気を持っているのが、
“I got it.” となるわけですが、
これはあんまり神経質に考えることもなく、
どっちも同じ感じで使ってＯＫです。

これを疑問形で使うときは、
“Did you get it?” で
「判った？」と聞くことになります。

ただ、
“Did you get it?” は、もう一つ、
「それ、手に入れた？」
という意味でも使いますから、
どっちの意味で使うかは、その場の
感覚ということになります。

そういう意味では、
“I got it.” も
「それ、手に入れたよ」
という意味で使うこともしょっちゅうです。

ま、でも、
“I don’t get it.” は常に
「なんか、判んないなぁ」
という意味となります。

でも、これが、
“I didn’t get it.” という過去形
となると、
「なんか判んなかったわ」
という意味と、
「それ、手に入れられなかったわ」
という意味も出てきます。

こういうところが、あんまり法則が
あるわけではない、日常会話での
使われ方、ということなので、これは
もうこれで覚える、と割り切って、
覚えては忘れ、忘れては覚えていく、
ということもまた楽しみとして、
フレーズに触れていくのがいいでしょう♪

と実は、これを最後まで書いて、
もう一度検索をかけてみたら、実は、
No. 389 で全く同じフレーズを
取り上げていました！(>_<)
なんか以前もこんなことが一度
ありましたよね。

まあ、でも２年前に取り上げたフレーズ
ですから、もう完全に忘れてますね♪　
ということで、書いた本人も忘れている
くらいですから、すっかり忘れていても
気にせずいきましょう♪
(^_-)-☆

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