No. 660 “It’s going on and on.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、文章ではなく、耳で
覚えるフレーズです。というか、日常会話の
ほとんどは、その場面と耳で覚えるもの
ですので、これからも出来るだけ音声付の
教材に触れるようにしていってください。

で、本日のフレーズですが、
“It’s going on and on.” は発音としては、
“It’s going onanon.” という具合に聞こえます。
なので「オナノン」ってなんだろう？どんな
スペルなんだろう？と感じてしまうかも
しれません。

でも、実は、これが、
“on and on” が一つになったような単語として
発音されているもので、その意味は、
「延々と」とか
「○○し続ける」というような意味です。

ときには、“on and on and on.” と繰り返して、
「まだまだ、ずっと続いてるよ」みたいな
感じで使います。

例えば、
“He’s been drinking on and on.” は、
「彼ってずっと飲み続けてるよ」とか、
“She’s been talking on and on and on.” で、
「彼女喋り捲ってて止まらないよ」という
具合に使います。

因みに、ここの、“He’s been” というのは、
“He has been” が省略されたものですが、
“on and on” の「し続ける」というフレーズと
一緒に使われているので、もう感覚的に
「飲み続けていた」と理解できます。会話は
そういう風に覚えていってください。

これは、現在形だから、過去分詞がついて、、
などという捉え方はしてしまったら、もう
完全に、古典的学校英語教育に洗脳された英語脳
になってしまっていると解釈して、もう
一刻も早くこの習慣からは抜け出してしまいましょう。

もちろん、外国語を学問として追求して、文法を
学ぶことはそれ自体は大切なことですが、学校で
外国語を勉強する９９％の人は、言語学者や
文法学者になるわけではなく、まず日常の会話が
できることが目的ですし、そもそも喋れなかったら、
言葉を学ぶ意味が全くないので、まずは、とにかく、
喋ることを第一義的に捉えていきましょう。

というわけで、お話戻って、
“It’s going on and on.” ですが、これもひとかたまり
のフレーズで覚えるわけですが、
「ずっと続いてるよ」で、場面によっては、例えば、
“How’s Brazil doing?”
「ブラジルはどんな感じ？」
“It’s going on and on.” で、
「ずっと攻め続けてるよ」という具合に使ったり
するわけです。

場面はいくらでもありますが、
もう勢いが止まらない、というような場面で、
“It’s going on and on and on.” というフレーズに
是非一つ耳を慣らしてみてください♪
(^_-)-☆

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