No. 569 “They didn’t say.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

昨日久しぶりにアップして、無駄話を沢山したことで
ちょっと気がつきましたが、もしかしたら、毎回、
前回の復習をチョコっとやる、という進め方の方が
頭に残るかもしれないですね。

今までは、復習といえば、週に１回とか、２週間に
１回とか、それがいつしか、１カ月に１回位になって
しまいましたが(>_<)、毎回、前回の復習をする、
というのは、ちょっといいかもしれませんね。

で、今までの復習編では、身の回りのこととか、
ちょっとしたイベントとか、もちろんワンポイント系
の小話になりますが、毎日のレッスンとはちょっと
違った切り口でお話をする、というやり方にして
みようかな、と思っています。

ということで、早速ですが、先日の、
“There’s no reason.” ですが、これは、
「理由がない」という意味でしたから、そこから、
“There’s no reason to continue.” で、
「もう続ける意味がないよ」とか
“There’s no reason to argue.”
「話すだけ無駄」みたいな言い方もよくしますので、
これも知っておいてください。

で、本日のフレーズですが、これは何がポイントか
というと、“they” がポイントであるわけです。

例えば、デパートやお店に買い物に行ったとします。
でも、そこにお目当てのものがなかった、という
ときは「そこには、なかったわ」みたいな言い方を
します。これを英語では、
“They didn’t have it.” という言い方で、その店
を指して、“they” を使うわけです。

あるいは、電話で何かを問い合わせて、色々聞いた所、
結局何も答えが見つからなかった、というような時に、
“They didn’t say.”
「何も言ってなかった」などとなるわけです。

つまり、一言でいうと、たとえ話した相手が一人だった
としても、その人を「組織の人」というような扱いで
話題にするときは、“they” を使うわけです。

簡単な例では、
「会社」「学校」「お店」が話題になっているときは
“they” を使う、という感じです。なので、本日の
フレーズも、話の前後関係から、
“They didn’t say.” は、
「彼らは何も言ってなかったわ」というよりも、
「会社/学校は何も言ってなかった」とか、
「お店はなんにも言ってなかった」なんていう感じに
なるわけです。

あるいは、
“Did you hear about the news on TV?”
「テレビでそのニュースのこと聞いた？」
“They didn’t say anything.”
「テレビでは何も言ってなかったよ」みたいに
「テレビ」とか「ラジオ」を指して、“they” を
使いますので、そういう風に使う、ということに
是非ここで慣れちゃってください♪(^_-)-☆

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