No. 409 “What comes in your mind?”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

むか～しの話ですが、テレビで「連想ゲーム」
というのをやっていました。平たく言えば
言葉当てゲームみたいなやつですが、今の時代は、
そういう単純というか、簡単なゲームでは、
満足しなくなってるかもしれません。

でも、日常的に、
「これって、何か思い浮かぶ？」とか、
「何か思いつく？」なんていう会話は
しょっちゅうあるものと思います。そんな
ときに使うのが、本日のフレーズで、
“What comes in your mind?” です。

“mind” というのは、ほとんどカタカナで
日本語にもなっていて、よく、マインド・
コントロールなんていう言い方をされています。
要は、「頭」のことですが、いわゆる “head” の
頭ではなくて、「頭脳」みたいな感じの頭の
ことです。

で、本日のフレーズを直訳してみると、
“What comes in your mind?” ですから、
その「頭」に「何が入ってきますか？」みたいな
感じなので、なんとなく雰囲気が伝わると
思います。いわゆる、日本語でいう、
「頭に浮かぶ」という感じとよく似ています。

で、これに対して、
「何も浮かばないよ」であれば、
“Nothing comes in my mind.”
という言い方をします。

本日のポイントは、
“come” には、“s” がついて、
“comes” となっている、というところです。

まず、英語では、習慣的に、“nothing” とか
“none” のように、「何もない」、つまり、
数で言えば「ゼロ」が話題の中心になっている
（主語）ときには、単数形で扱うといのが英語の
習慣なんです。なので、動詞には“s” が
つくっていう理屈となって、“come” には、
“s” がついて、“comes” となる、
ということなんです。

文法的に言えば、三単現（三人称単数現在）
ってやつですが、こういう理屈を覚えたり、
「三人称単数現在」とかいう言葉を覚えても、
日本語は上手になっても、絶対に英会話の上達
にはつながりませんから、ここは
いつものように、フレーズで覚えます。

で、簡単な会話の流れとして、
“What comes in your mind?”
「ね、なんか思い浮かぶものある？」
“Nothing comes in my mind.”
「なんにも思い浮かばないよ」
というのをセットと覚えておくといいと思います。

これだけで、“nothing comes”
が出てくるようになれば、文法的にも
正しい英語になっているわけですし、理屈を
知らなくても、会話は出来るようになるので、
是非是非、
“What comes in your mind?”
“Nothing comes in my mind.”
をセットで覚えちゃってください。
(^_-)-☆

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