No. 1413 “Patience is a virtue.”

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BGM: " Eleven Small Roaches " by Michael Hedges
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昨日は、
“Don’t listen to him.”
というのをやったわけですが、
これは、場面としては、例えば、
会社に入社したばかりの新人君が
意地悪な先輩に怒られたりして
いるときに、
「まぁ、これの言うことは聞き流して」
みたいな感じで使うわけですが、
そんな場面でもう一つ役に立ちそう
なのが本日の、
“Patience is a virtue.”
という、決まり文句です。

このフレーズは、２つの単語から
成り立っているものですが、実は、
両方ともあまり子どもの頃には
使わない単語です。そういう意味
では、やや難しい単語、という
範疇に入るかもしれません。

じゃ、なんで｢難しい｣のかと
いうと、やはり、子どもの頃には
あまり縁のない単語だから、
ということになります。

“patience” というのは、
「忍耐」とか「我慢」という意味で、
“virtue” というのは、
「美徳」とか「美点」
という意味なんですが、これは
確かに子どもの世界では、あまり
使う場面がないわけです。

で、大人になっていくと、
様々な不条理を経験していくわけで、
だからこそ「忍耐」とか「美徳」
という言葉も覚えていくわけです。

更に、そういう経験が積み重なると、
“Patience is a virtue.” と
「耐えることは美徳だよ」
「忍耐あるのみだよ」
という「大人のフレーズ」が
出来上がるわけです。

まあ、
“Patience is a virtue.”
の言葉の意味が本当に判るのは、
大人の世界というか、不条理や
矛盾を抱えながら動いているのが
現実の世界、ということを知る
ことになる「社会人」になって
から、ということかもしれません。

実際、中学生位の子どもが、
“Patience is a virtue, isn’t it?”
「ほんと忍耐あるのみだと思わない？」
なんて言っていたら、なんかちょっと、
この子大丈夫？って感じもするもの
です(>_<)

やっぱり、ザクっといえば、２０才に
なるくらいまでは、自分の言いたいこと
やりたいことをバンバンやって、
会社や組織に属して自分で生活をする、
という境遇になったら、まぁせめて
３年位はじっくりそこの環境で何が
どう動いているのかを、
“Patience is a virtue.”
「忍耐は美徳なり」と心に留めて、
自分の価値観と照らし合わせてみる、
という新社会人生活を送るのが
いいかもしれません♪
(^_-)-☆

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