No. 1412 “Don’t listen to him.”

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BGM: " Eleven Small Roaches " by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

“listen” という単語は、「聞く」
という意味で、テキスト的には、
“Let’s listen to the music.”
「音楽を聴きましょう」
みたいな例文が紹介されているかも
しれません。

でも、恐らく、日常的にもっと頻繁に
遭遇するのが、
“Don’t listen to him.”
みたいな使われ方をする “listen” で、
このときは、
「彼のいうことは聞かない方がいいよ」
という意味になります。つまり、単に
「聞く」ではなくて「いう事をきく」
で覚えておくと自分からも使えるように
なると思います。

これは子どもでも、大人でもある
ことなんですが、
“Listen!”
と叱られることがあると思います。
これは、例えば、親が子どもを
叱っている場面であれば、
この一言で、
「ママのいうことをききなさい！」
という感じの意味になるわけです。

仕事場であれば、同僚の間で使う、
“Listen!” は、
「ちょっと僕のいうことを聞いてよ」
あるいは、ちょっと感情的に、
「ま、ちょっと聞けよ」
みたいな場面で使うこととなります。

もちろん場面によっては、例えば、
バードウォッチングなんかに行って
いて、小鳥のさえずりを耳にして、
“Listen!” と言えば、
「ほら、聞いて」「ね、聞こえた」
という感じの意味になります。

でも、日常的には、
「いうことをきく、きかない」
という意味で使うことの方が多い
ように感じます。

例えば、本日のフレーズを展開して、
“Why do I have to listen to him?”
「どうしてあいつのいうこときかないと
いけないんだ？」
“You have to listen to him.”
「彼のいうことはきかないとダメだよ」
“You should listen to him.”
「彼のいうことはきいといた方がいいよ」
で、また本日のフレーズですが、
“Don’t listen to him.”
「彼のいうことはきかなくていいよ」
「彼には耳をかさなくていいよ」
なんていうフレーズを使う場面は
多いかもしれません。
(^_-)-☆

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