No. 1253 “You’re always covered.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズに使われている、
“cover” という単語は、幾つかの
重要な意味があります。

一番基本となる意味が、
「おおう」という意味で、
“Cover yourself with this.” で、
直訳的には、
「これで、あなたをおおってごらん」
つまり、日常的には、
「これを日よけにしたら」
という感じで使ったり、
“The beach was covered with people.”
「海は人でいっぱいだったよ」
みたいに使います。

学校や職場などでは、
“Can you cover this book?”
なんて言われたら、大抵の場合は、
「この本をおおってくれる？」
ではなくて、
「この本を取り上げてくれる？」
「この本を網羅しておいてくれる？」
というような意味となります。

で、日常的に、よく使う本日の
フレーズなんですが、この、
“You’re always covered.”
というのは、
「あなたはいつも自分をおおっている」
から、
「あなたはいつも自分を保護している」
つまりは、
「あなたはいつもヘリクツばっかり」
という感じで使います。

要は、何か注意したり、指摘したり
したときに、それにはそれ相当の
理由があるからなんだよ、みたいに、
素直に、うん判った、と受け入れないで、
ああだ、こうだ、と理屈をつけてくる
ような人に対して、
“You’re always covered.”
「また、理屈言って」とか
「また言い訳してる」
「ヘリクツばっかり」
という雰囲気で使います。

この “cover” を使って同じような
言い方をするとすれば、No. 841 で
出てきたフレーズの応用で、
“You’re covering up.”
「また、理屈言ってる」
みたいな言い方もよくします。

友達数人で飲み会に行って、
お喋りをしているときに、
「お前、またそれかよ」
とか、
「あいつ、いっつも言い訳するね」
みたいな感じで、
“You’re always covered.”
“He’s always covered.”
なんてしょっちゅう使いますから、
ま、というか、しょっちゅう
言い訳やヘリクツばかり言っている
人がいつも自分の周りにいれば、
その人に対して使う、ということ
ですが、是非こういう使い方を
覚えておいてください♪
(^_-)-☆

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