No. 1220 “That’s the difference between you and me.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズはちょっと長いので、
一気に言えるように、ちょっと練習
してみてください。

使われている単語は、そんなに難しいもの
ではないんですが、このひとかたまりも
よく使いますし、“between”「～の間」という
単語の使い方の理解にもつながるので、
是非このまとまりで覚えちゃいましょう♪
(cf. No. 046)

で、まず、“between” なんですが、これは
ほとんどの場合、
“between A and B” という風に使って、
「ＡとＢの間に」という意味になります。

もう一つついでに、“a” と “the” の使い方
なんですが、これも理屈で覚えようとすると、
中々覚えられないものですが、簡単な
覚え方としては、
“a” は、具体的な物を指して、
“the” は、ある特定の物を一つを指す、
くらいをまず押さえておくといいでしょう。

なので、
“There is a difference between you and me.”
であれば、
「あなたと私には、（一つ）違うところがある」で、
“That’s the difference between you and me.”
という本日のフレーズは、
「そこんところが、あなたと私の違いなんだよ」
という意味になります。

人の価値観というのは、ある意味では、
違っていて当たり前、といえますが、その
違いを尊重した上で、自分としては、どう
対処するか、何をどう主張するか、という
のは、社会生活の中では結構大切な姿勢で、
アメリカなどでは、結構小さいときから、
学校、家庭、社会の中で、こういう訓練を
するような空気があります。

簡単な会話ながら、よく使う場面としては、
例えば、
“You wanna go see a movie this weekend?”
「今度の週末、映画観にいく？」
“Sure, the new action movie?”
「いいよ、新しいアクションもの？」
“No, I was thinking of the thriller.”
「いや、スリラーを考えてたんだけど」
“That’s the difference between you and me.
I never liked thriller.” (cf. No. 007)
「そこが僕と違うんだよな。僕は1度も
スリラーを好きになったことがないんだよ」
という感じで使います。

人の趣向や意見が違うのはむしろ当たり前。
でも、互いに主張をして議論をして、その
上で出た結論を互いに尊重する、というのが
アメリカの空気ですが、主張も議論もしないで、
どこかで誰かがいつの間にか決めてしまう、
という日本の空気は、そろそろ変えていく時期
に来ているような気はします♪
(^_-)-☆

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