No. 1570 “Nobody you know.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

自分が携帯や電話で親しげに
話していて、その電話が終わった
後で、
“Who were you talking to?”
「誰と話してたの？」
なんて聴きたくなるときが
あったりするものですが、
そんなときに、軽く受け流したい
ときに、
“Nobody you know.”
「あなたの知らない人」
「別に誰でもないよ」
なんていう言い方をします。

でも、こう言われて会話は
終わらないわけで、むしろ
ここからが本番で、
“Come on, tell me!”
「なんだよ、言ってよ！」
と突っ込んで、にやけている
同僚をつっついたりする
わけです。

で、もう一つ日常会話でよく
使う、というか、まあ、そういう
状況になれば、ということには
なりますが、
“I’m seeing someone.”
という言い方があります。

これは直訳すると、
「私は誰かを見ている」
みたいな意味に見えて
しまいますが、実はこれで、
「今、つきあってる人がいるんだ」
という意味なんです。

なので、例えば、さっきの
会話の続きですが、
“Who were you taking to?”
「誰と話してたの？」
“Well, nobody you know.”
「え、いや別に、あなたの知らない人」
“Come on, tell me!”
「言ってよ！」
“Well, I’m seeing someone.”
「ま、ちょっとつきあってて」
“I figured. Tell me more!”
「だと思った、それで？」
などとなって、こっからが本番
みたいに総攻撃を開始するわけです
(>_<)

“Nobody you know.”
「誰でもないってば」
と知らばっくれる相手に対して、
“It must be someone I know.”
「絶対、私の知ってる人でしょ」
と突っ込んでいってみても、
“No, really, it’s nobody you know.”
「いや、ほんと、知らない人だよ」
と交わされるわけですが、こういう場合は
まず逃げとおせることはないわけです。

こういう幸せな会話ができるように
なりたいものですね♪
(^_-)-☆

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