No. 1327 “Have I done something to offend you?”

上記音声プレーヤーはiPhone, iPad では表示されません（Flash未対応のため）。ＰＣやAndroid系のスマホで音声を再生してください。
BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

７語で構成される本日のフレーズは
以前にも何回かお話ししたことが
あるように、ちょっと難しい部類
には入りますが、これくらいの
フレーズを一気に言えるように
練習すると、単語も文法も一緒に
頭に入ってくるものなので、
臆せず、“Good morning.”と
同じように覚えてしまいましょう♪
(cf. No. 1284, 989, 683, 586, 584)

まず、ちょっと使い慣れない単語
としては、
“offend” というのがありますが、
これは、
「怒らせる」という意味で、簡単な
使い方としては、
“They offended me.”
「彼らは、僕を怒らせた」とか、
“Don’t offend him.”
「彼は怒らせない方がいいよ」
という使い方をします。

で、今日のフレーズは、
“Have I done ～ ?”
という冒頭の部分が、これで疑問形に
なっているわけで、これが、
「僕/私は、～ をしたかな？」
という意味になります。

普通に言えば、
“Did I do ～ ?”が、
「僕、～をしたかな？」で、
使い方の例をいくつかあげると、
“Did I say something wrong?”
「何か変なこと言った？」とか
“Did I do something funny?”
「なんか可笑しなことやったかな？」
なんていう決まり文句を覚えておくと
いいでしょう。

で、これは、
“Have I said something wrong?”
とも言えば、
“Have I done something funny?”
とも言えるんですが、最大の
ポイントは、こういうフレーズを
やれ現在完了だとかなんだとか
という「文法」では捉えない、
文法的解釈をしない、というクセを
つけることです♪ (cf. No. 765)

言葉はやっぱり、フレーズの意味と
雰囲気で覚えるようにした方が
自分でも「使える」ようになります
から、
“Did I do something to offend you?”
「何か、怒らせるようなこと「今」言った？」
というのと、
“Have I done something to offend you?”
「何か、怒らせるようなこと「言ってきた」かな？」
という日本語で覚えるといいでしょう♪

実はこの二つのフレーズの違い、というのは
あんまりないとも言えるので、感覚的には
アメリカ人も、
“Did I do something to offend you?”
よりも、
“Have I done something to offend you?”
と言うほうが、ちょっぴり大人っぽい
というか、ちょっぴり丁寧に聞こえる、
くらいの感覚で使っているもので、
あまり「文法的に正確な意味で使う」
という感覚ではない、という実態を
知っておくことが、会話の勉強、という
ことにもなると思います♪

ということで、本日の、
“Have I done something to offend you?” は、
「ゴメン、何か怒らせること言っちゃった？」
くらいの感覚で、使ってみてください♪
(^_-)-☆

Copyright © 2008-2012 AllanK. All rights reserved.