No. 1444 “Let’s go Dutch.”

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BGM: " Eleven Small Roaches "
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、ちょっと古臭い
表現ではあるんですが、死語という
ほど陳腐ではなく、古語というほど
古いものでもなく、ま、使うときは
使いますので、知っておいて損は
ないでしょう♪

“Dutch” というのは
「オランダ人」「オランダ語」という
意味で、本日のフレーズの直訳は、
“Let’s go Dutch.” で、
「オランダ式でいこう」
になるわけですが、実際は
どういう意味かというと、
「割り勘でいこう」
という意味になります。

“Let’s go Dutch.” とか、
日常的には、
“I think we should go Dutch.”
「割り勘にした方がいいと思うよ」
みたいな感じで使いますが、この
フレーズが登場する場面というのは、
やはり二人で飲みに行ったときが
多いように思います。

例えば、
“You wanna go for a beer?” (cf. No. 309)
「いっぱい行く？」
“Sure, why not!” (No. 140)
「いこう、いこう」
“My treat.” (No. 117)
「おごるよ」
“Let’s just go Dutch.”
「割り勘でいいよ」
という具合です。

このワンポイントで何回も登場
してきているちょっとした
“just” の使い方ですが、
これは、理屈ではなく、繰り返し
聞いていくことで、感覚的に
覚えていきましょう♪

で、本日の、
“Let’s go Dutch.”
が、ちょっと古い表現ではあるわけ
ですが、じゃ、普段はどんな言い方
をしているか、というと、
“Let’s split.”で、
「割り勘にしよう」
となります。

例えば、食事が終わって伝票を
見ながら、
“Let’s split today.”
「今日は割り勘にしようか」
“Sure, how much is it?”
「そうだね、幾らになる？」
“2000 each.”
「1人２千円だね」
“That was reasonable.”
「結構安かったね」
なんていう流れです。

“Let’s go Dutch.”
は流行廃りの中で使われていた
という感覚ではなく、歴史的に
古い時代に、１７世紀の英蘭戦争後
に出てきたフレーズですから、
大人が使えば、むしろ物知り、の
類になるようなフレーズとも
言えますので、「割り勘にしよう」は
“Let’s split.”
が、学生が使う、という感じで、
社会人になったら、
“Let’s go Dutch.”を使う、
なんていう位の感覚で覚えて
いてもＯＫです♪
(^_-)-☆

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