No. 1432 “I don’t wear colors.”

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BGM: " Eleven Small Roaches " by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

ＧＷをはさんで、ちょっとご無沙汰
してしまいましたが、早速本日の
フレーズと参りましょう♪

でも、本日のフレーズは、滅多に
聞かないし、使わないフレーズだと
思いますが、英語らしい言い回し
なので、へぇ～、こういう言い方を
するんだ、というフレーズとして
ご紹介しておきます(^^)v

“I don’t wear colors.”
というのは、直訳すると、
「私は色を着ない」
となるわけですが、これだけだと、
どういう意味なのかピンと来る人は
少ないと思います。

人というのは、洋の東西を問わず、
仲間を作って団体で行動するもので、
小学校の運動会でも赤組、白組に
分かれたりします。

学校の対抗戦となると、いわゆる
スクールカラーみたいものが
球場や会場を埋め尽くしたり
しますし、国同士の競技ともなれば
サムライブルーのように、日本中
がブルー一色に染まったりします。

これは企業でも同様で、特に
大企業となると、大体イメージ
カラーとか、コーポレートカラー
というものがあって、それで
連帯感や一体感を共有するもの
です。

人によっては、その時々に
よってスクールカラーを着たり、
自分が応援するサッカーチーム
の色を着たり、また時には、
サムライブルーで身を包んで
スタジアムに出かけたりするわけ
です。

で、だんだんイメージが湧いてきた
と思いますが、本日の、
“I don’t wear colors.”
というのは、
「自分は色を着ない」
つまり、
「自分はどこにも属さない」
「僕は一匹狼だ」
という意味で使っているわけです。

「彼は一匹狼だ」
「彼はどこの世界にも属さない孤高の人」
なんていうときも、
“He doesn’t wear colors.”
という言い方をするわけですが、
こういう人は中々いないもので、
普通の人は大抵、
“I’m going to wear blue today.”
「今日はブルーを着ていくわ」とか、
“She loves to wear pink.”
「彼女はよくピンク系を着るよね」
ということになります。

アメリカで、
“I don’t wear colors.”
という人のファッションは、
ジーンズに白のＴシャツ、その上に
黒の革ジャン、みたいな格好という
ことになります。

普段の会話で使うは機会は滅多に
ないかもしれませんが、仕事も
引退して、晴耕雨読の生活に
入ったり、世捨て人となった人を
指して、
“He doesn’t wear colors anymore.”
「彼は、もう完全に一人になったね」
「彼は、晴耕雨読の生活に入ったね」
なんていう具合に使う、ちょっと英語
らしい言い回しも一つ知っておいて
ください♪
(^_-)-☆

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