No. 1357 “Leave him alone.”

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BGM: " Eleven Small Roaches "
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズの “him” の所には
よく “me”を持ってきて、
“Leave me alone.”
という決まり文句として使うことも
あります。

なので、まず、
“Leave me alone.”
なんですが、これは、
「ほっといてよ」とか
「一人にさせてくれる」
という感じのニュアンスで使います。

で、これが、“him”などになって
“Leave him alone.”
だと、 “me” のときとはちょっと
ニュアンスが違ってきて、場面に
よって、
「彼は一人にさせておこうよ」
「彼はほっとこうよ」
というニュアンスのほかに、
「彼はそっとしておこうよ」
「彼の邪魔はしないようにしようよ」
という柔らかいニュアンスで使う
ことがあります。

“Leave me alone.”
を使うときっていうのは、大抵、
自分が何かに熱中していたり、
心配事で頭がいっぱいになって
いたりしているときに、友達から
ちょっかいを出されて、
「もう、うるさいなぁ」
という気持ちで、
“Leave me alone.”
と言うわけです。

でも、“him” と第三者を指す時は、
必ずしもその彼の気持ちや状況を
分かってはいないこともあるわけで、
彼が「うるさく」感じるかどうかは
わかりませんが、こちらから、
こちらから「うるさく」いわないで、
「彼はそっとしておこうよ」
という感じで使うわけです。

先日、関東、特に横浜では、
大変な大雪の中で成人式を迎えた
わけですが、成人となるとやはり、
親の手を離れる、という意味合いも
あります。

いつまでも親のスネをかじって
ないで、独立して生活していける
だけの力を持つのが「成人」で
あるわけですが、一方で、中々
「子ども離れ」できない親もいるもので、
子どもが成人しても、相変わらず
小学生のときと同じ感覚で、色々と
心配しているケースも多いと
思います。

しかし、やっぱり親としては、
「子どもを信頼すること」が一番大切で、
あまりに過保護であったり、心配
ばかりしているような知り合いの親に
対しては、
“You should leave her alone.”
「娘さんにはちょっかいださないの」
とか、
“Just leave him alone.”
「あんまり彼の心配ばっかりしないの」
などと声をかけたくなる場面も
多々あるものです。

子どもにしても、いつまでも
心配ばかりしてきたり、ああしなさい、
こうしなさい、と言われると、
“Leave me alone.”
「ほっといてよ」と言いたくなる
かもしれません。

成人式には、大人も自分が
「大人らしいか」を反省してみる
日にするのがいいかもしれませんね♪
(^_-)-☆

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