No. 1232 “Use carrot and stick approach.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズは、日本語で言う、
「飴（アメ）と鞭（ムチ）」で、
英語では、
“carrot and stick” つまり
「人参と棒（ムチ）」
という単語を使います。

ま、馬を走らせるのに、人参をぶら下げて、
ムチを打つ、という意味では、こっちの
方がイメージはしやすいかもしれません。

日常会話の中でこの表現を使うとしたら、
日本語であれば、例えば、
「彼はアメとムチをうまく使うよね」
とか、
「まるで、アメとムチだね」
なんていう言い方かもしれませんが、
英語であれば、本日の、
“He uses carrot and stick approach.” で、
「彼はアメとムチを使ってる」とか、
“It’s like carrot and stick.”
「まるでアメとムチだね」
なんていう言い方をします。

“approach” という単語は、もう、
「アプローチ」というカタカナの
日本語になっているような単語
ですけれども、英語の単語としては
英会話の中では、なかなか上手に
使えないかもしれません。

そこで、“approach” の使い方のコツ
なんですが、これはまず「やり方」
という日本語を当てて覚えておいて、
簡単な言い方としては、
“I like his approach.”
「彼のやり方っていいよね」とか、
“I don’t like his approach.” で、
「彼のやり方って嫌い」
なんていうフレーズを一つ知っておくと
いいでしょう。

そうすれば、
“I don’t like his carrot-and-stick approach.”
「彼のアメとムチの手法は好きじゃないな」
なんていうフレーズにも応用できます。

因みに、会話の中ではあまり気にする
必要はないんですが、正式な文章の中では、
“carrot and stick” という表現のひとかたまり
を一つの「形容詞」として扱う場合は、
単語をハイフンでつなぐので、
“Use carrot-and-stick approach.” で、
「アメとムチを使ってごらん」
という書き方が正式といえば正式に
なりますが、ま、あまりこれは神経質に
ならなくてもいいでしょう。

少なくとも、英会話という意味では、
ハイフンの有る無しは全くなんの影響も
ありませんから、こういうことは
知らなくてもいいくらいの知識といえます。

実際、そういう知識があっても、会話が
上手になるわけではないので、とにも
かくにも、まずはよく使うフレーズを
覚えるという、それこそ “approach” で、
英会話を覚えていきましょう♪
(^_-)-☆

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