No. 1230 “You should speak up.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日の “speak up” というフレーズは
No. 651 で一度取り上げていて、意味は、
「もっと大きい声で話す」なんですが、
実は、これには、もう一つ重要な意味が
あって、今日はそのもう一つの方を
取り上げましょう♪

つまり、
“You should speak up.”
には、結局二つの重要な意味があって、
一つが、
「もっと大きな声で話した方がいいよ」
で、もう一つの意味が、
「自分の主張を訴えた方がいいよ」
になります。

日本では未だに「出る杭は打たれる」と
言われて、自分の主張を訴えることは、
あまり好まれないような空気がありますが、
実は、こういうマインドセットもそろそろ
変えていかないと、これまでの不自然な
在り方を自然な在り方に戻すことは
できないかもしれません。

世の中の不自然なことを変える方法
というものに、唯一絶対の方法、という
万能薬があるものではなく、様々な切り口、
やり方、方法の組み合わせで、世の中に
とって最善の在り方、というものが整って
くるものだと思います。

その様々な切り口や方法を洗い出し、整理
する過程で必要なのが、どのような見識に
基づいて、どういう考え方が出来るかを
精査することであるわけですが、だからこそ、
様々の見識や知見に触れる必要があるわけ
です。

そういった自分の経験、見識、知識、知見
というものを言葉にすることには大きな
意味があって、学校教育でも、どうしたら
自分の考えを正確に表現することができるか、
自分の言葉がどのように受け止められるか、
自分の言葉をどのように受け止めてもらい
たいか、そのためにはどういう言い方を
すればいいか、といった教育をすべきだと
思いますが（これは、欧米でよくやる
ディベートの練習ですが）、これが未だに
なされていません。

結局、小中学校でも、意見が異なる場合は、
「足して２で割る」みたいな解決策しか
示さないから、大人になっても「政治とは
足して２で割るものだ」みたいな政治家しか
出てこなくなってしまうわけです。

ま、ということで、かなり脱線して
しまいましたが、友達と話していて、その
話しに関心する場面があったら、
“You should speak up.”
「（それ）主張していった方がいいよ」
「（それを）今度話してみたら」
というフレーズと一緒に、マインドセットの
リセットも心がけて、英語と日本語を洗練
させていきましょう♪
(^_-)-☆

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