No. 1205 “By the way,”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

今日のフレーズは、ある意味では、
とっくの昔に取り上げていていい
フレーズなんですが、なぜかまだこの
ワンポイントでは登場していませんでした。

そうだったかなぁ～と思いながら、
いつものように、本文の検索をかけて
みたんですが、確かに、No. 781 の
“Speaking of which,”
「それで気が付いたけど」と
No. 153 の、
“What a coincidence.”
「なんたる偶然」
の本文の中でちょこっと顔を出していた
くらいでした。

で、この、
“By the way,” というフレーズなんですが、
これは、もう、あまり説明の必要も
ないくらいの表現で、
「ところでさ」
という意味で使います。

で、昨日、同じ意味のフレーズを４つ、５つ
知っていると会話が広がる、飽きがこない、
という話しをしましたが、そういう意味で、
“By the way,” と一緒に知っておいていい
フレーズが、
“Anyway,” (No. 880) とか、
“At any rate,” (No. 395) の、
「まぁ、とにかく」というフレーズであったり、
それらのフレーズを紹介した本文の中に出てきた、
“Anyhow,” や
“Any rate,”
もほとんど同じ場面で、同じ意味で使えます。

日本語でもそうですが、
「ところで」というのと、
「ま、とにかく」というのは、その
ニュアンスは微妙に違うものながら、
ま、ほとんど同じ場面で使える表現である
わけですが、英語もほとんどこれと同じで、
“By the way,” にピッタリくる日本語は、
「ところで」で、
“Anyway,” は、
「まぁ、とにかく」
がピッタリきます。

このワンポイントでは、努めて文法的な
説明や用語は使わないようにしている
んですが、やはり会話を覚えていくときは、
会話の場面にピッタリする母国語をあてて
覚えていくようにするのがいいでしょう。

そういう意味で、
“By the way,” は、
「ところで、話しは違うんだけど」
くらいの日本語をあてておいて、
“Anyway,” や “Anyhow,” は、
「ま、それはそれとして」とか
「ま、とにかく」
が、しっくりきます。

ついでなんですが、そんな場面では、
「そりゃそうかもしれないけど」とか、
「確かにそうかもしれないけど」
と言うことがありますが、そのときは、
“That maybe so, but”
「そうかもしれないけど」 とか、
“That maybe true, but,” (cf. No. 427)
「それも確かなんだけれども」
なんていうフレーズを覚えておくと
結構使えるかもしれません♪
(^_-)-☆

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