No. 1107 “Now we can breathe a little easier.”

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BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
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本日のフレーズは、熟語とか慣用句などではなく、
こういう言い方をすることがある、という類の
フレーズとなります。

まず、
“breathe” という単語は、「呼吸する」
という意味で、この単語を使った
ワンポイント的フレーズは、No. 216 でも
一度登場しています。

本日の、
“Now we can breathe a little easier.” は、
「我々は、より簡単に呼吸をすることができる」
と言っているわけですが、これで、
「もう安心できる」
「やっと一息つける」
という意味で日常使うわけです。

でも、やはり、フレーズで使われている
単語などから、ＴＰＯにはちょっと
気をつけないと、やや唐突な印象を
与えてしまうかもしれません。

今回のフレーズを使ってしっくりくる
場面というのは、文字通り、
息を殺して作業をしているような場面、
固唾を呑んで動向を見守っている場面、
ピーンと緊張した空気に包まれている場面、
などで、暫くそういう状態が続いて、
やっと、安心できる状態になったとき、
やっと、緊張がほぐれたときなどに、
“Now we can breathe a little easier.”
となるわけです。

一言で言えば、
“Now we can relax.”
「これで楽にしていいね」
ですが、文字通り息を殺していたような
場面から抜け出したようなときには、
“Now we can breathe a little easier.”
の方は、確かに雰囲気は出るかもしれません。

こういう、元の単語の意味と、フレーズ全体
の意味などを押さえておけば、そんなに
ＴＰＯを外すこともないと思います。
例えば、職場であれば、社長を交えた
経営審議会の場でのプレゼンを終えて、
“Now we can breathe a little easier.”
と言えますし、
知人が、病院に運ばれた、と聞いて、
おお慌てで、駆けつけたときに、
単なる飲みすぎ、食べすぎで救急車で
運ばれただけで、本人はもうピンピン
している、というようなときにも、
“Now I can breathe a little easier.”
なんて使えるかもしれません。

主語が、“we” になるか、“I” になるかは、
もちろん、「息を殺していた」人の人数
による、というわけです♪
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