No. 909 “I got hung up.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズも、日常しょっちゅう使う
フレーズなんですが、知らないとちょっと
意味が取りづらいかもしれません。

“I got hung up.” というのは、
「身動きができなくなる」
「動けなくなる」
という感じの意味で、
“hung” は “hang” の過去形になります。

状況として一番判りやすいのは、車の
渋滞とか、電車の事故なんかで、
動けなくなった、という場面で、
例えば、日本であれば、通勤電車が事故で
止まってしまう、ということがよく
あるわけですが、そんな時に、今の時代で
あれば車内からメールなんかをするわけ
ですけれども、そんな場面で、
“I got hung up. Will be late.”
なんて打てば、
「電車止まった、遅れる」
みたいな意味になるわけです。

“hang up” というのは、他に、
「電話を切る」という意味でよく
使われます。例えば、ビジネスの世界
であれば、訪問した会社の受付の電話から
訪問先の部署に電話をしたときに、
「電話をお切りになってお待ちください」
という場面で、
“Please hang up and wait.”
なんていう言葉を耳にしますので、これも
一緒に覚えておきましょう。

で、本日の、
“I got hung up.” ですが、使う場面
としては、例えば、友達との待ち合わせに
ちょっと遅れてしまったようなときに、
「ゴメン、遅れちゃった」
なんて言うことがあると思いますが、
そんなときに、
“(Sorry) I got hung up.”
となるわけです。

尤も、考えてみれば、
待ち合わせの時間に遅れて到着して、
「遅れちゃった」というのは、当たり前
というか、言い訳でもなんでもないんですが、
会話の中では、普通に言っているものと
思います。英語でもそんな感じで、
“I got hung up.” というのは、
「動けなくなった」ということだけを
言っているので、その理由には触れて
いないことになります。

なので、そういう意味では、ちょっと
一言では説明できないような事態に
巻き込まれて、それで、動けなくなった、
というときに、
“I got hung up.”
を使うわけです。

例えば、ちょっとしたパーティーや
レセプションに参加するときで、
その前の打ち合わせが長引いて、少し
遅れそうなときに、一言電話やメール
で連絡するときなどに、
“I got hung up. Be there in 5 minutes.”
「動けなかった。あと５分で行く」
なんて連絡したりします。是非こんな
使い方も覚えておいてください♪
(^_-)-☆

Copyright © 2008-2011 AllanK. All rights reserved