No. 708 “I’ll give it a try.”

BGM: "Eleven Small Roaches" by Michael Hedges
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本日のフレーズには、日常会話でちょっとした
クセモノである “give” が使われたフレーズ
です。

「それを試してみるよ」というときに、
教科書的な普通の言い方であれば、
“I’ll try it.” とか “I’ll try that.”
がすぐに思い浮かぶと思います。
もちろん、これもＯＫですが、日常会話
では、本日のような、
“I’ll give it a try.” をよく使います。

これとほとんど同じ意味のフレーズが、
No. 454 でやった、
“I’ll give it a shot.” ってやつです。

で、その No. 454 を自分で読み直していて
妙ななことに気がつきましたが、実は、
このときから、オープニングとエンディング
を一言英語で言うようになったんですね♪

ま、それはどうでもいいことなんですが、
この “give it a try” という熟語の使い方は、
例えば、
“Would you like to give it a try?”
「あなた、試してみる？」
なんていう風にも使えます。

或いは、
「あ、それ、私にやらせて」であれば、
“Let me give it try.”
なんていう言い方をします。

閑話休題。
さて、私は、実はワンポイントの中では、
思想、信条の類は打ち出さないようにして
いるので、世の中の出来事に沿って、
ワンポイントを書くことはあっても、それに
ついての意見は書かないようにしています。

別に意見がないわけではなく、単に、
この英会話ワンポイントレッスンには
そぐわないと思っているからで、政治、経済
の議論は、別の場でよくやっています。

ただ「なぜ英語を学ぶか」という点については
一言触れておいた方がいいかもしれません。
この点についての私の見解は、一言で言えば、
「日本人として世界に主張をするため」
であります。

どんな主張をするかは、年齢や社会的ポジション
によって変わってきますが、とにかく、日本と
しての主張を国際社会に通していくためには、
やはり英語が必要なので、まずは、日本人として
日本をしっかり知る。そして世界をその歴史的
背景も踏まえて知る。その上で、日本として、
日本人としての主張をしっかり世界に伝える、
ということが、大げさに言えば、日本のため
にもなり、平和にもつながる、と考えているので、
だからこそ、英語が絶対必要だと考えています。

もちろん、どういう考えをもって英語を身につけるか、
というのは個人の自由なので、私の考え方は誰にも
強要するものではありませんが、私の考えとしては
書いておいた方がいいかもしれません。

ただ、何を、如何なる動機に基づいて始めようと、
最初の頃は、まず、
“I’ll give it a try.”
という感じで始まるものなのかもしれません。

今度機会があるときに、
「どうすれば、相手を動かす言い方ができるか」
ということをテーマにした英語力の身につけ方、
なんかをご紹介していきましょう♪
“Let me give it a try.”
(^_-)-☆

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