No. 612 “It was a figure of speech.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

本日のフレーズはズバリ「言葉のあや」とか
「たとえ話」というような意味で、
“It was a figure of speech.” は、
「そんなの言葉のあやだよ」とか
「ただそう言ってみただけだよ」
というような感じでよく使います。

例えば、よくある会話としては、
“I think she’s coming for sure.”
「彼女は絶対来ると思うよ」
“I don’t think so, you wanna bet?” (No. 387)
「僕は来ないと思うけど、賭けようか？」
“Sure, I bet you a 100 bucks.”
「いいよ、＄１００賭けるよ」
“Well, she just mailed me she can’t.”
「実は、彼女来れないって今メール入ったよ」
“She didn’t.”
「うっそ（そんなメールしてないでしょ）」
“Yes, she did. You owe me a 100 bucks.”
「(メール)したんだよ。はい、１００ドル貸しね」
“It was a figure of speech.”
「ま、そう言っただけじゃん」
“Once you say it, you’ve said it!” (No. 056)
「言ったら最後（ちゃんと払ってよ～）」
みたいな流れがあるかもしれません。

因みに、上の会話例で出てきた、
“for sure” の「絶対だよ」という使い方は
日常会話ではしょっちゅうしますので、是非
覚えておいてください。大抵は文の最後に
持ってきます。
“I’ll be there for sure.” であれば、
「絶対そこに行くからね」みたいな感じです。

それから “bucks” ですが、これは、“dollars” の
ちょっぴり俗語っぽい言い方で、これも日常よく
使いますので知っておいてください。

それから、
“You owe me.” というのは、
「あなたは私に貸しがある」という意味で、
“You owe me $100.” は、
「あなたは私に $100 の貸しがあるよ」で、
“I owe you $100.” は、
「$100 借りてるよね」となります。

またまた因みに、よく「借用書」のことを
“IOU” という書き方をしますが、これは、
“I owe you.” の発音をそのままアルファベットで
書いたもので、簡単な借用書には、
“IOU $100” なんて書いたりします。

で、本日のフレーズに戻りますが、
“It was a figure of speech.” が
「そう言ってみただけじゃん」
みたいなニュアンスなわけですが、例えば、
「ま、例えてみれば、の話だよ」とか
「敢えて言ってみれば、だよ」みたいな
感じであれば、
“Figuratively speaking,” なんていうフレーズ
を、自分が言ったことの後で、ちょっと間を
置いて言ったりもよくします。

ま、ちょっと発音が面倒なので、使いづらい
かもしれませんが、耳は慣らしておいて
ください♪(^_-)-☆

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